今回の研修では、「美容室・理容室の集客」について教わったよ。
技術やサービスには自信があっても、「どうやってお客さまに来てもらうか」や「一度来てくれたお客さまにまた来てもらうためにはどうすればいいのか」といった悩みを抱える理美容室のオーナーさんは多いみたい。
新規のお客さまを呼び込むための集客施策と、リピートにつなげるしくみでは、それぞれ考えるべきポイントが違うんだって。
この記事では、理美容室の集客がうまくいかない原因とその対策、新規のお客さまやリピーターを増やすための施策、集客力を高めるツールの種類や活用方法まで、TABEちゃんなりにまとめてみたよ。

美容室・理容室の集客が安定した経営に直結する理由

理美容室の集客は、ただ来店数を増やすだけの取り組みではなく、売上の基盤をつくる重要な要素になる。
具体的には、新規顧客を呼び込む施策と、既存顧客に再来店してもらうリピート施策の両方を戦略的に組み立てていく必要がある。
この2つの集客の質やバランスを見直すことが、結果として経営の安定にも大きく関わってくる。
理美容室の集客が経営の安定につながる理由は、主に以下の3つ。
●新規集客によって売上の土台を築ける
●リピーターを増やすことで、売上の予測が立てやすくなる
●集客のバランスを保つことで、継続的な売上が見込める
新規集客によって売上の土台を築ける
新規のお客さまに来店してもらうことは、理美容室の集客施策の中でも、初期の売上確保において重要な役割を担う。
どれだけ魅力的なサービスを提供していても、新規のお客さまに見つけてもらえなければ、売上や認知の広がりにはつながりにくい。
開業直後や、リピーターがまだ定着していない時期には、新規集客が経営を支える軸になる。
この段階で来店数をある程度安定させておくことで、その後のリピート施策や顧客層の拡大にもつなげやすくなる。
リピーターを増やすことで、売上の予測が立てやすくなる
売上を安定させるためには、リピーターの存在が欠かせない。
リピーターが増えると、来店周期や継続率が安定し、売上の予測が立てやすくなる。
また、新規の集客に比べ、リピーターの獲得には広告費などのコストがかかりにくく、利益率が高まりやすいというメリットもある。
こうした理由から、定期的なリピートにつながるしくみを持つことは、収益面での安定に直結する。
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集客のバランスを保つことで、継続的な売上が見込める
一般的に、理美容室では「新規顧客30%:既存顧客70%」程度の来店比率が、安定した経営の目安とされている。
集客が新規に偏りすぎるとリピート客が定着せず、継続的な売上を確保しにくくなる。一方で、既存顧客ばかりを対象にすると、新しい顧客の流入が止まり、客数が先細るリスクがある。
いずれの場合も、売上の基盤が偏ることで経営が不安定になりやすいため、自店の客層やリピート率を把握したうえで、どちらの施策を優先すべきかを判断することが重要。
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美容室・理容室が集客に苦戦する5つの原因と課題

理美容室でさまざまな施策を試しているにもかかわらず、集客がうまくいかない場合は、主に次の5つの原因や課題が関係していることが多い。
1.サロンのターゲットが曖昧で、誰に向けた情報発信か分からない
2.魅力や強みが言語化できておらず、来店につながる訴求ができていない
3.平日と休日の客層の違いを意識せず、同じアプローチをしている
4.取り組みの効果が検証できず、集客施策の改善につなげられていない
5.集客ツールの特性を理解できておらず、使い分けができていない
こうした原因を把握し、それぞれに合った対策を講じることが、効果的に集客を進めるうえで重要になる。
1. サロンのターゲットが曖昧で、誰に向けた情報発信か分からない
来てほしい顧客像が明確でない場合、発信する情報の内容がぼやけてしまい、ターゲット層に届きにくくなる。
また、メニューの構成や価格、使用する写真などが想定する客層に合っていないと、伝えたい内容との整合性が取れず、集客効率の低下にもつながりやすい。
集客の方向性を定めるためにも、まずはターゲット層を明確にしておく必要がある。
そのためには、年齢・性別・ライフスタイルなどをもとに顧客のペルソナを具体化し、ペルソナに合ったメニュー設計や発信媒体の選定を行うことが重要になる。
2. 魅力や強みが言語化できておらず、来店につながる訴求ができていない
「技術力がある」「接客に自信がある」といった自店の強みが、文章やビジュアルで明確に伝わっていないと、来店を判断する決め手を見つけにくくなる。
技術・接客・空間などの魅力は言語化して整理し、SNSやホームページなどのネット上で一貫して発信することで、サロンの価値が伝わり、来店のきっかけにつながりやすい。
また、実際のサービス内容と発信している訴求にズレがあると、来店時の満足度が下がるおそれがあるため、サロンのコンセプトに合ったメニュー内容や価格設定になっているかを見直しておくことが大切。
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3. 平日と休日の客層の違いを意識せず、同じアプローチをしている
曜日による客層の違いを意識せず、常に同じ発信や打ち出し方を続けていても、集客効果は出にくい。
平日はシニア層や主婦層、休日は会社員やファミリー層など、曜日ごとに来店しやすい層が異なるため、それぞれに合ったアプローチをすることが大切。
例えば、平日は「時短メニュー」や「シニア向け特典」、休日は「週末限定メニュー」や「親子カット割引」など、生活スタイルやニーズに合わせた施策を打ち出すことで、来店のきっかけをつくりやすくなる。
4. 取り組みの効果が検証できず、集客施策の改善につなげられていない
リスティング広告などのWeb広告やキャンペーンに費用をかけて集客していても、来店数とのつながりが見えていないと、利益がほとんど残っていなかったというケースもある。
こうした事態を避けるためには、集客にかけられる予算と、それによって見込まれる来店数や客単価をあらかじめ設定しておくことが重要。
費用対効果をデータで可視化することで、集客施策の改善につなげられる。
🖋TABEMO(TABE-MEMO)
リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードの検索結果ページに掲載される広告のこと。
「Google」や「Yahoo!」などの検索エンジンでキーワード検索をしたときに、検索結果の上下に表示されるのが特徴。
例えば「表参道 美容室」「東京 髪質改善」など、見込み顧客が検索しそうなキーワードを選んで広告配信することで、来店の可能性が高いユーザーにアプローチできる。
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5. 集客ツールの特性を理解できておらず、使い分けができていない
Instagram・TikTok・X・Facebook・LINEなどのSNS、Googleマップ・チラシ・ブログなど、集客に活用できるツールはさまざま。
しかし、これらのツールをターゲットや目的を考慮せず同じように使用しても、効果的な集客にはつながりにくい。
複数の集客ツールを活用する場合は、媒体ごとの特徴を理解し、地域の新規顧客獲得にはGoogleマップ、ビジュアル訴求にはInstagram、再来店につなげるにはLINEといったように、それぞれの役割を明確にして使い分けることが大切。
美容室・理容室で新規顧客を集客する方法

新規のお客さまに来店してもらうためには、ただ情報を発信するだけでなく、「行ってみたい」と思ってもらえるような伝え方や、最初の接点のつくり方が大切になる。
新規来店につなげるために効果的な集客施策としては、主に以下の7つがある。
●予約サイトを最適化する
●ホームページで集客の導線を設計する
●Googleビジネスプロフィールで地域対策をする
●InstagramなどのSNSで仕上がりのヘアスタイルや雰囲気を伝える
●口コミ投稿を促す仕組みを整える
●初回限定キャンペーンで来店のきっかけをつくる
●看板やチラシなどでオフライン集客を取り入れる
予約サイトを最適化する
予約サイトは理美容室を探しているユーザーにとって主要な検索ツールとなっており、サロンを認知してもらうきっかけとして有効。
写真や口コミ、メニュー内容、空き状況などを適切に登録し、常に最新の情報に更新することで、検索時に選ばれやすくなる。
また、掲載されている情報は比較対象にもなるため、競合店との違いや自店の魅力が伝わるよう、内容を整理しておくことが大切。
ホームページで集客の導線を設計する
サロンのホームページ上で、コンセプトやメニュー、料金、アクセスなどの情報が分かりやすく整理されていると、お客さまの来店前の不安を軽減できる。
また、トップページやメニューページなど、目にとまりやすい場所に予約フォームやLINE予約のボタンを設置しておくと、オンライン予約につながりやすい。
さらに、ブログの活用や、「地域名×業種」のキーワードを意識したSEO(Googleなどの検索エンジンで上位に表示されるようにする施策)など、検索からの新規流入を強化する施策をあわせて行うと効果的。
このとき、Googleビジネスプロフィール上の店舗情報も更新・管理しておくと、検索結果での表示順位や、ホームページの信頼性向上にもつながる。
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Googleビジネスプロフィールで地域対策をする
無料で登録できるGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)は、Google検索やGoogleマップ上に店舗情報を表示できる無料のツール。
エリアや地域名でヘアサロンを探しているユーザーに見つけてもらいやすくなるため、集客手段の一つとして活用されている。
Googleビジネスプロフィールは、店名や住所、電話番号、営業時間、写真、口コミなど、ユーザーの来店判断に直結する情報を正確に伝えられるのが特徴。
こうした情報を最新の状態に保ち、口コミへの返信など、ユーザーとのやりとりも積極的に行うことで、検索結果での表示順位向上につながるといわれている。
InstagramなどのSNSで仕上がりのヘアスタイルや雰囲気を伝える
InstagramやTikTokなどの視覚的にアピールしやすいSNSは、ヘアスタイルの仕上がりや施術シーンを伝えやすく、理美容室との親和性が高い。
ビフォーアフター写真や施術動画を活用することで、サロンの技術力を分かりやすく伝えられるため、初めてのお客さまも仕上がりのイメージを持ちやすくなり、来店へのハードルを下げられる。
また、DMやストーリーズを通じて、そのまま予約や相談につなげることも可能なため、来店への導線としても有効。
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口コミ投稿を促すしくみを整える
実際に施術を受けたお客さまによる自然な口コミが多い理美容室は、新規のお客さまからの信頼を獲得しやすい。
口コミを増やすためには、「初回来店後に口コミ投稿をすると次回割引」などの特典を用意すると効果的。ただし、特典内容や案内の仕方によっては、法律やステルスマーケティング規制に抵触する可能性があるため注意が必要。ポジティブな口コミを強要するのではなく、お客さまの率直な感想を投稿してもらうような声掛けを意識する。
声掛けのタイミングは、満足度が高くなりやすい施術直後がポジティブな内容の口コミを得やすくなるためおすすめ。
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初回限定キャンペーンで来店のきっかけをつくる
初回特典は、新規のお客さまの来店を後押しするきっかけとして有効。
ただし、内容が豪華すぎると、1度来店して特典だけを利用する「特典目当ての来店者」に偏る可能性があり、リピートにつながりにくい。
これを避けるためには、初回来店時に次回予約への導線(例:お店のLINE登録→次回使える新たな特典の配信)をつくっておく必要がある。
また、自店のコンセプトや価格帯に合った特典内容にすることで、来店後の満足度やリピートの意欲を高めやすくなる。
初回特典の配信は、SNSやWebサイトなど、複数のチャネルを連携させると効果的。
看板やチラシなどでオフライン集客を取り入れる
看板やチラシなどのオフライン集客は、インターネットをあまり利用しない層にも情報を届けやすく、地域密着型の集客施策として有効。
店舗前での配布や近隣マンションへのポスティングなど、特定エリアに絞ったアプローチが可能になる。
クーポンや期間限定の割引・プレゼントなどの訴求を盛り込むと、興味を持ってもらうきっかけをつくりやすく、新規来店の導線としても機能しやすい。
ただし、サロンの雰囲気や価格帯に合わないデザインは逆効果になる可能性もあるため、必要に応じてプロにデザインを依頼するのも一案。
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美容室・理容室のリピートにつながる集客のしくみ

一度来店してもらえたとしても、その後につながらなければ、一時的な集客にとどまってしまう。
「また行きたい」と感じてもらえるような工夫を取り入れることで、リピートを促し、売上の安定につなげられる。
リピートにつなげるための主な集客施策は、以下の4つ。
●ポイントカードや再来クーポンで次回来店を促進する
●SNSを活用して継続的な接点を持つ
●トレンドや季節に合わせてメニューを見直す
●サブスクリプション型のサービスを検討する
ポイントカードや再来クーポンで次回来店を促進する
来店回数に応じて特典を提供するポイントカードや、次回来店を促すクーポンは、「また行こう」と思ってもらうきっかけとして有効。
特に、カットやカラーなど、一定の周期で施術を行うメニューとの相性がよく、リピートにもつながりやすい。
また、割引だけでなくヘッドスパなどの体験型特典を取り入れることで、再度施術を受けたいと感じてもらえる可能性が高まる。
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SNSを活用して継続的な接点を持つ
お客さまにサロンのLINE公式アカウントを友だち追加してもらったり、Instagramをフォローしてもらうことで、来店後も継続的に接点を持てる。
クーポン発行や予約案内、ヘアケアに関するアドバイスなどの情報をSNSで発信し続けることで、サロンや担当スタッフの存在を日常的に思い出してもらえるようになり、次に理美容室を探すときの選択肢として意識されやすくなる。
トレンドや季節に合わせてメニューを見直す
リピートを促すためには、メニューの設計や見せ方の工夫も欠かせない要素のひとつ。
定番メニューであっても、季節や年齢層ごとの悩みに合わせて見せ方を工夫したり、トレンドに応じて内容を柔軟に調整したりすることで、リピートのきっかけをつくりやすくなる。
そのためには、まず自店の顧客層を把握することが大切。
例えば、SNSフォロワーの年齢や性別などの属性を分析し、ファン層と実際の来店者との間にギャップがある場合には、メニューの内容や打ち出し方を見直すことで、より自店に合った訴求ができるようになる。
サブスクリプション型のサービスを検討する
定額制で定期的な来店のしくみをつくれる「サブスクリプション型サービス」は、売上の安定につながる施策のひとつ。
カラー通い放題や月1回のメンテナンスなど、提供するメニューや頻度は、ターゲットのニーズや来店ペースに合わせて設計することが重要になる。
また、サブスクを無理なく運用するためには、予約の集中や施術の偏りが起きないよう、あらかじめ利用回数や対象メニューなどの条件を、現実的な範囲で決めておくことが大切。
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美容室・理容室で今すぐ取り入れたい集客アイデア4つ

施策の方向性は合っているはずなのに、思うような反応が得られないと感じる場合は、ちょっとした工夫や視点の転換が、来店のきっかけにつながることもある。
以下は、理美容室で取り入れられる集客のアイデア4つ。
●紹介制度を名刺やショップカード・SNS投稿で伝え、紹介を促す仕組みをつくる
●施術後の写真・動画投稿で特典を案内し、お客さまの投稿を促進する
●ライブ配信でファン育成から来店につなげる
●LINE配信でリピートまでの流れを自動化する
紹介制度を名刺やショップカード・SNS投稿で伝え、紹介を促す仕組みをつくる
既存のお客さまに新規のお客さまを紹介してもらう「紹介制度」は、低コストで始められる集客施策として効果的。
中でも、紹介した側とされた側の両方に特典を用意する「Wインセンティブ型」は、紹介のハードルを下げられるため、利用を促しやすい。
紙の紹介カードやLINEでの配信など、複数の方法で紹介制度の存在と特典内容を知らせることで、既存顧客へのリーチも高められる。
施術後の写真・動画投稿で特典を案内し、お客さまの発信を後押しする
施術後のヘアスタイルやサロンの感想を、お客さまが自身のSNSに投稿することは、認知拡大やブランディングの強化につながる。
例えば、施術後に「投稿特典」を案内したり、投稿してくれたお客さまの中から抽選でヘアケア商品をプレゼントするなどの仕掛けは、投稿を促すきっかけとして有効。
投稿された内容は、自店のWebサイトで紹介したり、Instagramストーリーズで引用し、ハイライトにまとめたりすることで、信頼性の高い口コミとして活用できる。
ライブ配信でファン育成から来店につなげる
Instagram・TikTok・YouTubeなどで行うライブ配信は、フォロワーである既存顧客や見込み顧客と密な交流ができるため、サロンのファンを育てる手段として有効。
「乾燥対策」や「夏の頭皮ケア」など、季節ごとの悩みに合わせたテーマで情報を発信すると、役立つ情報を教えてくれる=信頼できる理美容室という印象を持ってもらいやすくなる。
また、質問やコメントにその場で答えることで、視聴者との距離が縮まるため、「実際にこの美容師さんと話してみたい」「施術を受けてみたい」と感じてもらえるきっかけになる。
さらに、配信後に「ライブ視聴者限定クーポン」を案内するなどして、即時予約や来店につながる導線を用意するとより効果的。
LINE配信でリピートまでの流れを自動化する
少ない手間でリピーター獲得を目指すには、「LINE公式アカウント」の活用がおすすめ。
中でも、友だち追加日からの経過日数に応じて、あらかじめ設定したメッセージを自動で配信できる「ステップ配信」を使うと、リピートにつなげるためのアプローチを効率化できる。
例えば、来店の2日後に「ご来店ありがとうございました」とお礼を送り、1週間後に「ヘアケアの方法やおすすめ商品」を紹介、3週間後に「次回のご予約はいかがですか?」とクーポンを送るなど、来店のタイミングに合わせたメッセージを設計することで、リピートのきっかけをつくりやすくなる。
まとめ
理美容室の集客は、売り上げや経営の安定に直結する重要な要素のひとつ。
効果的に集客するためには、お店のターゲット層を明確にしたり、集客ツールの特性を理解して使い分けたり、知っておくべきことや行うべき施策がたくさんあるんだなぁ…。
新規とリピーターのお客さま、それぞれの来店導線を意識した施策が、来店数やリピート率を左右するんだってことも分かった!集客効果を持続させるためには、お客さまとの継続的な関係づくりが大切なんだなって思ったよ。
TABEちゃんももっと理美容師さんたちの力になれるように、理美容室の集客についての知識をこれからも身につけていかなくっちゃ!
ということで、TABEちゃんの最強サロンソリューションパートナーになるための学びはまだまだ続く~。
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