最近はサブスク(サブスクリプション)が人気みたいで、TABEちゃんも動画サービスを利用しているんだけど、理美容室でもサブスクを活用できそう!ってTABEちゃん閃いたんだ。
先輩に聞いてみたら、理美容室にも色々なサブスクサービスが生まれていて、売上の安定やリピーター獲得などのメリットがあるんだって。でも、その一方でデメリットもあるみたい…。
理美容室にサブスクを導入するメリット・デメリットや注意点について、先輩にくわしく教えてもらいながら、TABEちゃんなりにまとめてみたよ。
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理美容室のサブスクとは
「サブスク」とは、「サブスクリプション(subscription)」の略称で、「定期購入」を意味する。一定の料金を支払うと、サービスや商品を定期的に利用できる仕組みのこと。
理美容室のサブスクリプションサービスに登録して定額料金を支払うと、理美容室の決まったメニューを一定期間自由に利用できる。中には、定額料金制ではなく、回数が決まったチケット制のサブスクサービスなどもあるんだって。
料金は利用できるメニューによって異なるものの、月額5,000~30,000円程度のサブスクが多いそうだよ。
理美容室のサブスクの例
・シャンプー・ブロー・スタイリングのサブスク
一定期間シャンプーとブロー、スタイリングが受け放題になるサービス。スタイリングが苦手な方や、仕事柄ヘアセットをよくする方が対象。
・ヘッドスパ・トリートメントのサブスク
一定期間ヘッドスパやトリートメントが受け放題になるサービス。心身のリフレッシュをしたい方や、美髪を保ちたい方が対象。
・前髪カット・リタッチカラーのサブスク
一定期間前髪カットとリタッチカラーが受け放題になるサービス。定期的に前髪をカットする方や、リタッチの頻度が高い、ヘアスタイルにこだわりがある方が対象。
・ヘアカット・カラーのサブスク
全体的なヘアカット・カラーが対象となるサブスクメニュー。こまめにヘアメンテナンスをしたい方や、グレイカラー(白髪染め)を維持して身だしなみを整えたい方が対象。
理美容室にサブスクを導入するメリット
理美容室がサブスクを導入するメリットは、以下の4つだそう。
● 売上を安定させられる
● リピーターを獲得しやすい
● 空いている時間帯にお客さまを呼び込める
● 人時生産性を高められる
●売上を安定させられる
サブスクを導入すると、メニュー利用の有無にかかわらず一定の売上が見込めるため、収益の安定につながる。
●リピーターを獲得しやすい
お客さまはサブスクを解約するまで、定額料金で好きなだけメニューを利用できるため、リピーターの獲得につながりやすい。
●空いている時間帯にお客さまを呼び込める
お客さまの来店が比較的少ない時間にサブスクサービスを限定することで、空いた時間帯でも集客が見込めるようになる。
忙しい土日や祝日は通常営業にし、比較的落ち着いている平日の日中にサブスクを導入するなど、余裕のある時間帯の有効活用を検討することで、売上アップにもつながる。
●人時生産性を高められる
理美容室のサブスクで提供されるメニューは、シャンプーやトリートメントなどのサブメニューが多く、アシスタントや手の空いているスタイリストも担当できるため、時間を有効活用できるようになり、人事生産性を高められる。
🖊TABEMO(TABE-MEMO)
お客さま目線のメリット
サブスクを利用すると、仕事帰りなどにも気軽に理美容室に通えるため、継続的に施術を受けやすくなり、キレイな髪を保ちやすい。
理美容室にサブスクを導入するデメリット
理美容室がサブスクを導入するデメリットとしては、以下の3つが挙げられるんだって。
● 客単価・利益率を上げにくい
● 来店数が読めないためスタッフのシフトが組みづらい
● 顧客満足が低下する可能性がある
●客単価・利益率を上げにくい
サブスクは、施術回数が増えても売上が増えるわけではないため、サブスク利用のみになると利益が上がりにくくなる。利益の低下を防ぐためには、料金プランや利用回数の設定が重要になるみたい。
●来店数が読めないためスタッフのシフトが組みづらい
サブスクを活用するとお客さまの来店回数の予測が難しくなり、スタッフのシフト管理が複雑になりやすい。
●顧客満足が低下する可能性がある
サブスク利用のお客さまが増えると、予約が取りにくくなったり、待ち時間が長くなったりしやすいため、顧客満足度が低下する可能性があるそう。
予約枠を調整し、通常のお客さまとサブスク利用のお客さまのバランスをとることが大切なんだって。
理美容室にサブスクを導入するときの注意点
理美容室にサブスクを導入するときは、以下のような注意点があるみたい。
● 利益を考慮した料金プランにする
● 独自性のあるサービスが求められる
● スタッフのモチベーション維持
● お客さまに契約内容をわかりやすく伝える
●利益を考慮した料金プランにする
サブスクは料金を安くしすぎたり、利用回数に制限を設けず通い放題のプランを設定すると、利益が下がってしまう可能性があるそう。サブスクで提供するメニューや想定される来店頻度を考慮し、利益を確保できる料金プランや回数制限を設定することが大切みたいだよ。
●独自性のあるサービスが求められる
お客さまは、新しいものや他店にないサービスを求めてサブスクを利用する傾向が強いそう。そのため、定期的に新しいヘアケアメニューを取り入れたり、施術に使う商品を季節ごとに変えたりして、特別感を演出するなどの工夫が必要になるんだって。
●スタッフのモチベーション維持
サブスクの導入で業務がルーティーン化すると、スタッフの意識が低下し、お客さまの満足度も下がるおそれがあるみたい。スタッフのモチベーションを維持するためには、定期的な研修や業務のローテーションなどを取り入れて、コミュニケーションを強化することが大切だそうだよ。
●お客さまに契約内容をわかりやすく伝える
お客さまに安心してサブスクを利用してもらうためには、請求や途中解約のルールをきちんと整備し、事前に周知しておくことが重要なんだって。
まとめ
理美容室にサブスクを導入すると、リピーターを獲得しやすくなったり、比較的空きやすい時間帯も来店が見込めたりするから、売上アップにつながりやすいんだね。でも、料金設定や利用回数などを適切なものにしないと、利益が下がってしまうこともあるから注意が必要だってわかった!
理美容室にサブスクを導入するメリットとデメリットを把握しておくことで、売上アップだけじゃなく、お客さまに喜んでもらえるサービスの提供にもつながりそうだよね。TABEちゃんももっと理美容師さんたちのお役に立てるように、理美容室に取り入れられそうなサービスについて、たくさん勉強しなくっちゃ!
ということで、TABEちゃんの最強サロンソリューションパートナーになるための学びはまだまだ続く~。
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