この前、TABEちゃんがSNSを見ていたら「もっとお客さまに来てもらうにはどうしたらいいかな?」って悩んでいる理美容師さんの投稿を見かけたんだ。
こういうときはどうすればいいんだろうと思って先輩に相談してみたら、広告を打つことも大事だって教えてもらったよ。広告で色々な人にお店のことを宣伝できたら、新しいお客さまの獲得・アプローチにつながるんだって。
それじゃあ、理美容室の広告ってどうやって打てばいいのかな?今回は、理美容室の広告について先輩に教えてもらったことをまとめてみたよ。
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そもそもなぜ広告を打つの?
そもそも、広告を打つことがどうして大切なのかな?
広告の基本的なことについて教えてもらったからまとめてみるね。
広告を打つ目的は集客もしくは、売上増のため
広告は、誰に何をしてほしいかによって訴求する内容を変えていくもの
広告によって得られるものはおおまかに、以下の3つに分けられる👇
①<対新規顧客>認知・興味喚起
お店の存在をお客さまに知ってもらう・興味を持ってもらう
②<対新規顧客>行動喚起
お客さまの来店や購入といった行動を促す
③<対休眠顧客>リマインド
お店や商品を思い出してもらう
※現状のお店の売上や集客に課題がない場合は、広告は基本的には不要
理美容室の場合は、ローカルビジネス性が強いため、広告を配信するエリアを細かく指定できるメディアを選び、お店の周辺にいる人に対して集中して発信すると費用対効果が良い
例)指定できる広告の配信エリア:大阪府まで △ 大阪市北区まで ◎
誰をターゲットにするのか、ターゲットにどんな行動を起こしてほしいのかによって、広告の種類が違ってくるんだね。お店の現状に課題があるときは、広告を出すことで解決につながることもあるのか…。
>>>広告に限定しない新規・リピート来店を増やす施策に興味のある理美容師さんにおすすめの記事
理美容室の一般的な広告費はいくらくらい?
じゃー、実際に集客や売上UPのために広告運用をしようと思った場合、どのくらいの費用を広告にかけるべきなんだろう?
広告費も経費になるからたくさんかけすぎちゃうと、売上UPをしようとして実施した広告費でお店の経営を悪化させるなんてことにもなっちゃうから大体の目安を知っておきたいな~。
ちなみに、広告を打つ場合、メディアに支払う広告配信費以外にも、広告に使用するクリエイティブの制作費や運用にかかる人件費なんかも発生するみたいだから、それらも含めたトータルコストを広告費として考えるのがベターみたい。
集客力を高めることも大事だけど、お店の経営を悪化させないこともポイントだね!
理美容室の広告費の目安
売上に対して「10〜15%」
【参考】反応率:チラシ配布の場合、配布数に対して0.01%〜0.3%
一般的に、理美容室の広告費は売上に対して10~15%が目安だといわれているんだね。広告費としてどのくらい費用をかけたらいいか迷ったら、この割合が参考になりそうだね。
ちなみに、チラシを配布する場合は「反応率=チラシを配った人に対して、実際に来店してくれた人の割合」を参考に配布数を決めることもできるんだって。例えば、チラシを1000枚配ったら、一般的な反応率が0.01%〜0.3%だから、来店してくれるのが0.1人~3人ってことになるね。チラシの配布枚数を決められないときは、この反応率を基準にして考えると良さそうだね。
理美容室の集客で活用されている広告媒体
広告を打つ意味、費用感が分かったので、次は広告ってどういうものがあるのか先輩に聞いてみたら、本当にたくさんの種類があってびっくりしたよ。理美容室で活用されている広告媒体の強みや特徴、費用相場を抜粋して紹介していくね。
◆SNS広告◆
LINEやInstagram、Facebook、TikTokなどを活用した広告
特徴
・利用者数が多いので多くのターゲットをフォローできる
・ターゲットを細かく設定できる(エリアやユーザーの興味関心など)
費用相場
・SNS広告には媒体や広告の種類によって複数の課金形式(どういうタイミングで広告費が発生するか)がある
・クリック課金の場合※大体20円~200円/1クリック
※クリック課金とは、ユーザーが広告をクリックした際に、課金が行われる課金形式のこと
🖊TABEMO(TABE-MEMO)
・ターゲットに応じてどのSNSで広告を打つのかを検討する
・広告配信には、各SNSのアカウントが必要なことが多い
◆予約サイト◆
美容系の店舗情報が集まるWebサイト
特徴
・店舗のメニューや口コミ、クーポンなどを掲載できる
・予約システムも利用できる
費用相場
・月額2,000~5万円
・無料で掲載でき、予約が成立すると手数料が徴収されるサイトもある
🖊TABEMO(TABE-MEMO)
・知名度の高い予約サイトなら開店したばかりの店でも見つけてもらいやすい
・形式が決まっているので競合店と差別化するのが難しい
◆Googleビジネスプロフィール◆
Googleアカウントを取得することで使えるツール
特徴
・Google検索やGoogleマップなどに店舗情報が表示される
・「○○(地域名) 美容室」などのキーワード検索で探してもらいやすい
費用相場
・基本的にすべての機能を料金無料で利用可能
🖊TABEMO(TABE-MEMO)
・投稿機能を活用して最新情報も掲載できる
・口コミへの返信で接点を持つことも可能
・ホームページへのリンクを掲載することで、自社サイトへの流入数増加が見込める
◆リスティング広告◆
GoogleやYahoo!などの検索結果画面に表示するWeb広告
特徴
・検索キーワードを指定し、広告が掲載される場所(検索結果画面)を指定
・検索キーワードごとに、広告費用(クリック単価)が異なる
・検索結果画面の上部に店舗情報を掲載できるため目に留まりやすい
費用相場
・月額20~30万円(少額からでも可能)
🖊TABEMO(TABE-MEMO)
・運用方法によって費用が異なり、予算を決めるのが難しい
・検索ボリュームの多いキーワードで広告出稿をしたい場合、費用も高額になる
◆チラシ◆
店舗情報を紙に印刷して配布するタイプの広告
特徴
・店舗周辺の住民にダイレクトにアピールできる
・ポスティングや新聞折込などの方法で配布することが多い
費用相場
・制作費用:2万~15万円
・印刷費用:1枚5~15円
🖊TABEMO(TABE-MEMO)
・片面か両面か、白黒かフルカラーかなど、デザインによって制作費用が変わる
・ターゲットの行動範囲を調査した上でどこまで配るのかを決める
◆雑誌広告◆
雑誌(ローカル誌がおすすめ)に掲載する広告
特徴
・美容系の雑誌や地域生活情報を掲載する雑誌などが選択肢に入る
・ターゲットを絞ってアピールしやすい
費用相場
・2万~250万円
🖊TABEMO(TABE-MEMO)
広告のサイズが小さいほど掲載費用は安くなる
発行部数の多い雑誌は広告費用も高め
抜粋してまとめただけでも広告ってたくさん種類があるね。それぞれ特徴も費用も違うし、どれを選べばいいか難しいから、選び方のポイントも先輩に聞いてみたよ。
理美容室が広告を打つときは、お店が獲得したい顧客層(ターゲット層)に合ったものを選ぶのがポイントなんだって。例えば、お店のあるエリア周辺に住んでいる人をターゲットにするなら、SNS広告で広告配信するエリアを絞ったり、チラシを配ったり、地域生活情報誌に広告を載せたりするのが費用対効果がいいみたい。もっと範囲を広げるなら予約サイトやGoogleビジネスプロフィール、リスティング広告みたいなWebを活用した広告を検討するということになるんだね。
それと、SNS広告は、エリアの指定だけじゃなくて、美容に興味がありそうなユーザーみたいに「ユーザーの興味関心」を指定して広告配信することもできるんんだね。お店のコンセプトなんかが刺さりそうなターゲットに効率よくアピールできから来店率を高めることができそうだね!
ちなみに、広告は、どれか1つに絞らないといけないわけではないから、目的に合わせて複数の広告を同時に活用していくのも効果的みたい。たしかに、広告媒体(メディア)ごとに違うメリットがあるから、組み合わせると集客効果も高くなりそう!
いざ!理美容室が広告をはじめる時の流れやポイント
ここまで、広告の重要性や費用、種類について確かめてきたよ。
それじゃあ、実際に広告を打つことになったらどんな手順が必要になるのかな。広告を出すまでの流れやポイントをまとめたよ。
広告を出すまでの流れやポイント
①誰に何をしてほしいかを明確にする
↓
②どのメディアが費用対効果が良さそうかを過去の実績も踏まえ検討する
↓
③目標集客数や売上数から逆算して広告費を決定する
(過去の実績から算出。初めての場合は、少額でテスト運用することも◎)
↓
④①の内容を踏まえたクリエイティブを作成する
↓
⑤広告を実施する
↓
⑥広告配信結果を分析する
広告費に対してどれくらいの売上を獲得できたかなどを把握する
広告経由の来店率、広告経由の売上 など
🖊TABEMO(TABE-MEMO)
・繰り返し広告を行う場合は、PDCAを回してできるだけコストを抑えて効果を高めていくことが重要
・色々な広告媒体(メディア)で広告を打ってみて、お店に合ったメディアを探す
広告を打つためには、どんな広告媒体(メディア)が最適なのか考えたり、過去の実績を参考にして予算を決めたりする決めなきゃいけないことがたくさんあるんだね。ところで、ちょっと気になったから「実績のない新規店舗の場合はどうしたらいいんですか?」って先輩に聞いてみたら、そういう場合は少なめの予算で、どの広告媒体(メディア)でどういうターゲットに対して広告を打つと効果が良いかを複数試してみるテストマーケするといいってアドバイスしてもらったよ。
でも、広告を1回出しただけで最大限の効果が出ることはほとんどないらしい…。実際にやってみないと、どのくらい集客効果が現れるかわからないもんね。だから、色んな方法を試してお店に合う広告を探したり、そのためにPDCAを回したりするのが大事なんだね。
ちなみに、PDCAとは「Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)」の流れを繰り返すことだそう。まずはターゲットなどの計画を立てて、実際に広告を出してから結果を分析して、改善点を見つける。そしてまた計画を立てて実行して、評価や改善を繰り返すってことだね。
結果の振り返りをするときは、広告費に対してどれくらいお客さまを獲得できたのかを明確にするといいみたい。そして、その広告経由のお客さまの分析・対策などをきちんと分析することも大切なポイントなんだね。効果をしっかりと測定して分析すれば、次回の広告に活かせるってことか。
あとは、広告を打ってもお客さまが継続して来店しない場合は、費用対効果が悪くなってしまうって先輩から聞いたよ。広告で新規顧客獲得を目指すのと同時に、リピートにつながる施策を考えていくことも大切なんだなあ…。
まとめ
今回は、理美容室の広告について色々知ることができたよ!
効果的な広告を打てたら集客の悩みを解決できるんだね。お店によって適切な広告は違うから、目的に合わせて色々な広告を試してみるといいみたい。
費用も広告手法で異なるから、どのくらい予算をかけるかによっても選べる広告は変わるってことかあ。広告を打つまでには、費用対効果や目標集客数などなど…考えなきゃいけないことがたくさんあるんだね。
う~ん、効果的な広告を打つのがこんなに大変だなんて知らなかったよ。
ということで、TABEちゃんの最強サロンソリューションパートナーになるための学びはまだまだ続く~。
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