日々、理美容業界のことを学んでいるTABEちゃん。
研修で先輩から教わり、学びまとめたノートの一部を公開!
今回の研修では、カラーシャンプーについて教わったよ。TABEちゃんの友達も、ヘアカラーが大好きで今もピンクベージュに染めてるんだけど、もちが気になるという話をよくしてるんだよね・・。カラーの色落ちで悩むお客さまに美容師さんたちがアドバイスしやすくなるように、カラーシャンプーの効果や種類、選び方について、TABEちゃんなりにまとめてみたよ。
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カラーシャンプーの効果とは?
最近、カラーシャンプーが売られているのをよく見るけど、カラーシャンプーにはどんな効果があるんだろう?
カラーシャンプーとは
カラーシャンプーとは、色素を含んだシャンプーのこと。カラーシャンプーに含まれる染料で色味を補充できるため、ヘアカラー後の退色防止として使用されることが多い。
カラーシャンプー自体には強い染料やブリーチ剤が含まれていないため髪を染めるのではなく、ヘアカラーの補助として使用する。
カラーシャンプーの効果
カラーシャンプーを使用することで、以下の2つの効果が期待できる。
●ヘアカラーの色持ちをよくする
●髪の黄ばみや赤みを抑えられる
ヘアカラーの色持ちをよくする
カラーシャンプーを繰り返し使用することで髪に色がなじむため、ヘアカラーの褪色を遅らせることができる。
ヘアカラー後の髪は、キューティクルが開きやすく不安定な状態であるため、カラーが定着しにくい。カラーシャンプーにはコラーゲンなどの保湿成分が配合された商品も多く、色落ちを抑える効果を期待できる。
髪の黄ばみや赤みを抑えられる
ヘアカラーの色が落ちてくると、元の髪に含まれている色が出やすくなる。日本人の黒髪にはユーメラニン(黒褐色系)が多く含まれているため、ヘアカラーが褪色すると、メラニン色素が脱色された黄ばみや赤みが目立ちやすくなる。
カラーシャンプーを使用すれば、黄ばみや赤みを抑えられるため、髪色を鮮やかに保ちやすくなる。
カラーシャンプーをおすすめしたい人
・ヘアカラー後の髪色を長持ちさせたい
・ブリーチ後の黄ばみを抑えたい
・ヘアカラーで染めた毛と地毛の色の差が気になる など
カラーシャンプーの種類と選び方
カラーシャンプーには、シルバーやピンクなどいろいろなラインナップがあるんだって。色味をキープしたい、黄ばみを抑えたいなど、目的に合わせた色味選びが大切。
紫
紫(パープル)のカラーシャンプーには、黄色の反対色である紫で黄ばみを打ち消す効果があるため、ブリーチやハイトーンカラーをした後の黄ばみを補正し、透明感のある仕上がりをキープできる。
ホワイトヘアやベージュ系、アッシュ系などの黄ばみが気になりやすいヘアカラーのお客さまにおすすめ。
ピンク
ピンク・レッド系のカラーを長持ちさせる効果があるため、ピンクやレッド系のヘアカラーのお客さまにおすすめ。
ハイブリーチをした髪にピンクのカラーシャンプーで着色することで、ピンク系のカラーへと簡単にチェンジできる。
グレー・シルバー
グレー・シルバー系のカラーシャンプーには、黄ばみや赤みを打ち消し、透明感を維持する効果がある。
アッシュ系やオリーブ、グレージュなどのヘアカラーのお客さまにおすすめ。ハイブリーチをした髪に、グレイッシュな色味をチャージできる。
カラーシャンプーの使い方
カラーシャンプーを効果的に使うためには、正しい使い方をすることが大切。
カラーシャンプーの使い方の流れ
カラーシャンプーを使用するときの流れは以下。
1.お湯で充分に予洗いをする
ヘアカラーの色素を流してしまわないよう、ぬるめのお湯で髪を充分に濡らす。髪にハードなスタイリング剤やオイル系のアウトバストリートメントがついている場合は、染まりをよくするために、プレシャンプーもおすすめ。
2.適量を手に取ってよく泡立て、髪全体に広げる
次に、カラーシャンプーを適量手のひらに取り、よく泡立ててから髪全体に広げる。毛先のほうが染まりやすい傾向があるため、綺麗に色を入れるためには、根本から毛先に広げるのがポイント。
通常よりも多めの量を使うと、髪全体に行き渡り色ムラが起こりにくいため、効果を実感しやすくなる。
3.数分置いたら、しっかりとすすぐ
カラーシャンプーを髪全体に行き渡らせてから数分放置した後、色が出なくなるまでしっかりとすすぐ。
4.トリートメントやコンディショナーでケアする
カラーシャンプーを洗い流した後は、普段使用しているトリートメントやコンディショナーなどで髪のケアをする。
カラーシャンプーを使い始めるタイミング
明るめのヘアカラーをした髪に使用する場合、カラーリングの1週間~2週間後に使い始めるのがおすすめ。ただし、カラーリングの後1週間も経たずに色落ちを感じた際は早めにカラーシャンプーを使い始めるなど、色落ちの程度や好みの色などによってタイミングを調整することが大切。
カラーシャンプーの色は髪に残留する可能性があるため、カラーチェンジをする際は次のカラーに影響を与えないよう、カラーリングの2週間前から使用を控えるのがポイント。
カラーシャンプーの頻度
カラーシャンプーは継続して使用することで効果が出やすく、一般的な使用頻度の目安は2日~3日に1回程度。仕上がりの色を濃くしたい場合は毎日使うことで効果を実感しやすい。
まとめ
カラーシャンプーには色々な種類があって、お客さまのヘアカラーや悩みに合わせて選ぶことが大切なんだね。カラーシャンプーで効果的にカラーケアをするためには、正しく使うことが重要なんだなぁ。
ヘアカラーをするお客さまが増えて、カラーシャンプーの需要も増えているみたいだから、カラーシャンプーについてのより専門的な知識を身につけることで、さらにお客さまが喜んでくれそうだよね!
TABEちゃんももっと理美容師さんたちの力になれるように、たくさん知識をつけていかなくちゃ!
ということで、TABEちゃんの最強サロンソリューションパートナーになるための学びはまだまだ続く~。
参考:『きほんの毛髪科学』(タカラベルモント著・女性モード社刊)
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