日々、理美容業界のことを学んでいるTABEちゃん。
研修で先輩から教わり、学びまとめたノートの一部を公開!
今回の研修では、髪のべたつきについて教わったよ。髪がべたつくことでスタイリングが崩れやすくなったり、前髪が決まらなかったりする悩みを持つお客さまに、理美容師さんたちからアドバイスをするときのヒントになりそうな内容だったんだ。髪のべたつきの原因や理美容室での施術、自宅でできる応急処置の方法をTABEちゃんなりにまとめてみたよ。
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髪がべたつくと起こること
べたついた髪は汚れやホコリが付着しやすかったり、髪のボリュームがなくなってペタンコになってしまったりする。これによって、スタイリングが崩れやすくなるうえ、清潔感に欠ける印象を与えてしまう。
さらに、髪のベタつきを放置すると皮脂の過剰分泌によって毛穴が詰まりやすくなり、抜け毛や頭皮のニオイなどの原因にもなりやすい。
髪がべたつく原因
髪がべたつく原因は、主に以下の3つ。
●シャンプーやヘアスタイリング剤などの洗い残し
●間違った洗髪方法
●シャンプーが合わない
シャンプーやヘアスタイリング剤などの洗い残し
シャンプーやトリートメント、ヘアスタイリング剤などが頭皮に残っていると、汚れや皮脂が毛穴に詰まり、べたつきの原因となる。特に、ヘアスタイリング剤は油分を多く含むため、洗い残しが続くと頭皮環境が悪化してしまう。
洗い残しを防ぐためには、シャワーでの予洗いや頭皮クレンジングを定期的に行うとよい。
間違った洗髪方法
以下のような洗い方をすると、皮脂が過剰に分泌されてしまうことがある。
・1日に2回以上シャンプーする
・頭皮をごしごし洗いしている
1日に2回以上シャンプーする
1日に2回以上シャンプーをすると、頭皮に必要な皮脂まで取り除いてしまう。皮脂を取り除きすぎると、必要な分を補おうと皮脂が過剰分泌されるため、ベタつきが起こりやすい。
頭皮をごしごし洗いしている
爪を立てて頭を洗うと、頭皮が傷つきやすくなってしまう。頭皮の傷口が乾燥すると、頭皮を守ろうとして傷口周辺に油分が分泌されるため、指の腹でやさしく洗うのがポイント。
シャンプーが合わない
過度に洗浄力が高いシャンプーを使用している場合、頭皮に必要な油分まで洗い流してしまうため、皮脂の過剰分泌を促す可能性がある。
反対に皮脂量が多いにもかかわらず、洗浄力の弱すぎるシャンプーを使用している場合も、しっかりと汚れを落としきることができないため、べたつきの原因になりやすい。
頭皮ケアは毎日のホームケアも重要になるため、お客さまの頭皮の状態に合ったシャンプーなどのサロン専売品をおすすめするとよい。
偏った食生活
糖質や脂質が多く含まれる食事をよく食べていると、皮脂が分泌されやすくなる可能性がある。脂っぽい食べ物やファストフード、糖質を含んだアルコール飲料などは、皮脂の分泌を促進するため注意が必要。
ストレスの蓄積
ストレスでホルモンバランスが乱れると、皮脂が過剰に分泌されやすくなる。ホルモンバランスの乱れを抑えるためには、好きな香りのヘアケアアイテムを使用するなどして、寝る前にリラックスできる時間を過ごすことが大切。
また、理美容室では、お客さまがよりリラックスできるようなリラクゼーションメニューを取り入れるとよい。
髪のべたつきに対応する理美容室の施術
髪のべたつきを抑えるには、皮脂の分泌量を整えることが大切。そのため、理美容室で提供する施術・メニューの意味や必要性を日頃からお客さまへご紹介していきたい。
髪のべたつきにお悩みの方へおすすめしたいサロンメニューは、主に以下の2つ。
●ヘッドスパ
●頭皮クレンジング
ヘッドスパ
ヘッドスパとは、髪や頭皮、心身を美しくすこやかに保つことを目的に行うヘッドケアプログラム。洗髪、ヘッドマッサージ、頭皮ケアなどを行い、さらなるリラクゼーションのために、ゆったりとした空間でアロマや音楽などの演出を加えることもある。
頭皮をほぐし、血流をよくすることで、頭皮環境を整えられる。リラクゼーション効果も期待できるため、ストレスによる悩みがあるお客さまにもおすすめ。
頭皮クレンジング
頭皮クレンジングとは、頭皮の毛穴汚れや皮脂の詰まりを取り除き、頭皮環境を健やかに保つ施術のこと。
毛穴がきれいになることで、髪のべたつきやニオイ、かゆみなどを防ぐ効果が期待できる。
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髪のべたつきへの応急処置
自宅でもできる髪のべたつきへの応急処置の方法は、主に以下の3つ。
●ティッシュオフする
●髪も生え際にフェイスパウダーを使う
●ドライシャンプーを使う
ティッシュオフする
ティッシュペーパーやあぶらとり紙、ウェットティッシュなどをべたつく部分に軽く押し当てることで、余分な皮脂を取り除ける。
髪の生え際にフェイスパウダーを使う
ベタつきが気になる前髪には、皮脂を吸着する効果があるフェイスパウダーやベビーパウダーを使うとよい。特に汗腺が多い髪の生え際に塗布することで、汗や皮脂が髪に付着することを防げる。
ドライシャンプーを使う
ドライシャンプーとは、洗い流しが不要のシャンプーのこと。頭皮や髪に吹きかけてなじませると、髪のべたつきだけでなく汗やニオイのケアもできるため、外出先でも使いやすい。
まとめ
頭皮や髪のベタつきを気にしていらっしゃるお客さまには、ご自身に合ったシャンプーを選んだり、正しい方法でケアをするためのアドバイスをお伝えすることも大切だね。
そして、ヘッドスパや頭皮クレンジングなどのメニューを日頃からお伝えしたりおすすめしたりすると喜んでもらえそう!
TABEちゃんももっと理美容師さんたちの力になれるように、髪や頭皮についての専門的な知識を身につけていかなくっちゃ!
ということで、TABEちゃんの最強サロンソリューションパートナーになるための学びはまだまだ続く~。
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