edol(エドル)は、赤みに縛られない自由自在なクリエイティブを表現するヘアカラーシリーズ。
最近は、明るい髪の人も街でよく見かけるね!カラーを楽しむ人の希望の1つが赤みを抑えたカラーリング。赤みやオレンジみが強い髪質の人は、ヘアカラーをしてもミルクティーベージュやアッシュベージュのような色になりにくかったりするよね…そんな「赤み」に縛られない色を表現できる魅力的な商品が、edol(エドル)だよ~!
そんなedol(エドル)に、2023年3月に新しいラインedol yoyo(エドル ヨヨ)が追加されたってみんな知ってた?
シリーズ全体の魅力やお客さまにうれしいポイントを紹介しながら、製品企画担当と研究開発者に聞いてきたよ~!
インタビュアー:TABEちゃん
今回TABEちゃんがゲットしたお客さまにうれしい3つのポイント
① カラー市場の動向!どんどん大きくなるカラー市場の要因って?
② ルベル/タカラベルモントの革新的なヘアカラー!edolシリーズのお客さまにうれしいポイントとは?
話を聞いた担当のみなさん
商品企画担当:松野 和子さん
色彩学的視点と技術者目線でヘアカラー商品企画を担当。
研究開発担当:尾澤 佑輔さん
滋賀化粧品研究開発センターで製品の開発に従事。ヘアカラー製品の開発に携わる。
※2023年4月現在
①カラー市場の動向!どんどん大きくなるカラー市場の要因って?
はじめまして~!インタビュアーのTABEちゃんです。
今日は2人にedolシリーズの魅力についていろいろ聞いちゃいます!
最近ヘアカラー市場がどんどん大きくなっているって聞いたんだけど、それってほんとう?
そうですね。ヘアカラー市場は規模が大きくなっています。
特にブリーチ市場がどんどん伸びている状況で、ハイトーンカラーがトレンドになっているのが現状ですね。
確かにSNSでもテレビでも街中でも、すっごく明るい髪の毛の人をよく見かけるようになった気がする。
ちなみに、なんでブリーチ市場が拡大したの~?
大きな起点となったのは7~8年前から市場に出始めた「プレックス」と呼ばれるケア商品です。ブリーチと髪のダメージはトレードオフの関係だったのですが、プレックスを使うことでダメージを大きく軽減できるようになったんです。「髪のダメージが気になってブリーチにチャレンジできない」という方にも気軽に提案できるようになり、カラーを楽しむ人が少しずつ増えていったという背景があると思います。
また、コロナ禍による在宅勤務の増加、それによるビジネスファッションのカジュアル化も影響していると思います。インナーカラーなど、気軽に楽しむ方も増え、ダイバーシティ化でヘアカラーに対する許容度も高くなっています。近年ブリーチ市場が伸びているのは、このような複数の要因によるものだと考えています。
なるほど~!そういう背景があったんだね!それなら、今後もカラーを楽しむ人がもっと増えていきそう!
私はそう感じています。これまでカラー市場はグレイカラーが主流だったのですが、今はファッションカラーが主軸になりつつあります。カラー剤のテクノロジーやヘアカラーテクニックも進化しているので、今後はファッションカラーとグレイカラーのボーダレス化が進むと予想しています。
ファッションカラーって少し前までは若者の文化ってイメージだったけど、それが変わりつつあるのかも……!
TABEちゃんも、デザインカラーに挑戦してみようかなあ。
②ルベル/タカラベルモントの革新的なヘアカラー!edolシリーズのお客さまにうれしいポイントとは?
じゃあ、お待ちかねの edolシリーズについて質問するね!ヘアカラーってことはわかるんだけど、どんなシリーズなの?
edolシリーズは、「赤み」に縛られない自由な色表現で髪を芯から彩り、光に透けるような発色を実現したサロン用ヘアカラーです。サロンさまの感性や発想をダイレクトにカラーデザインに反映できるのが特徴で、白いキャンバスに自由に絵を描くようにクリエイティビティを発揮できます。
なんかすごそう……!気になることがたくさんあるけど、まずはどんな商品があるのか知りたいな!
edolシリーズは、ファッションカラーの「edol」、グレイカラーライン「edol qon(エドル クオン)」、そしてカラフルな塩基性カラーライン「edol yoyo(エドル ヨヨ)」の3つのラインで構成されています。
なるほど~!それぞれどんなヘアカラーなの?
「edol」はベースカラー30色、シェードカラー40色、プライマリーカラー7色からなるファッションカラーのラインで、これらの3つを組み合わせて自在に色みを表現できます。「edol qon」は、ベースカラー21色、シェードカラー20色からなるグレイカラーに対応したヘアカラーで、白髪までクリアに染め上げられるのが特徴です。
「edol yoyo」はブリーチした髪に使うヘアカラーで、プライマリーライン7色とイマジンライン5色があり、鮮やかで多様な色表現を実現しています。
製品情報
<ヘアカラー>
edol(エドル)
「赤み」に縛られない自由な色表現と、自在なテクニックを叶えるヘアカラーシリーズ。髪のコンディションをサポートしながら、透明感のある色みを長く楽しむためのラインナップで、ヘアカラーデザインの表現の可能性を広げます。
edol qon(エドル クオン)
年齢にも、性別にも、既存の価値にもとらわれない。かつてない自由を、サロンカラーで叶えるために。「赤み・濁り」を抑え、黒髪と白髪に透明感のある色みを与えるグレイカラー。
edol yoyo(エドル ヨヨ)
あざやかなハイトーンも思いのまま。多様な色表現をかなえる塩基性カラー。
<カラーシャンプー>
edol COLOR SHAMPOO(エドル カラーシャンプー)
ハイトーンやデザインカラーの髪の褪色をケアしながら、泡立ち良くすっきりと洗い上げる。サロンカラー後も自由に色を楽しめる、カラーシャンプー
※ヘアサロン専売品
へぇ~!この3つのヘアカラーがあれば、どんなお客さまの要望にも応えられそう!
ますます興味が湧いてきちゃった。
これは、やってみなくちゃだね!
お客さまにうれしいポイント①
「赤み」を気にせずに色設計ができるってほんとう?
じゃあここからは、edolシリーズならではの強みについて聞いていくね!さっき「赤み」に縛られない色表現って言っていたよね?それってどういうことなの?
ヘアカラー後、時間が経つと髪の毛が赤っぽくなっていきますよね?これはフェオメラニンという成分の影響なのですが、これがサロンさまにもお客さまにもとても嫌がられるんです。edolシリーズの最大の特徴は、フェオメラニンを効果的に漂白できるという点。この技術によって、サロンさまは赤みを気にせずにカラーデザインに集中できるようになりました。また、お客さまは色落ち後の赤みを感じにくくなります。「赤み」に縛られない色表現という言葉には、そんな意味が込められています。
すご~い!もしかしてこれって、めちゃくちゃ革新的なんじゃないの?
褪色後の赤みはヘアカラーの最大の課題で、サロンさまやお客さま、そしてメーカーにとっても大きな悩みの種となっていました。edolシリーズは、この課題を大きく改善できる商品なので、かなり革新的だと思います。
やばいやばい!みんなすっごく喜んでくれそうだけど、サロンさまからの評判はどうだった?
開発段階からサロンさまとも一緒に取り組んでいて、ファーストサンプルをお渡ししたときから、とても喜んでいただけました。「赤濁りがないので、透明感が出しやすい」「赤みを考えてレシピを設計する必要がないから、色の組み合わせの自由度が増した」「赤みを消すために使っていた時間がなくなり、カラーデザインにより集中できるようになった」など、たくさんの喜びの声をいただいています。
すごすぎ!本当に革新的な商品だね!
お客さまにうれしいポイント②
色持ちも向上しているってほんとう?
edolシリーズがすごすぎてちょっとびっくり!もうお腹いっぱいって感じだけど、他の強みについても聞かせて!
edolシリーズは、褪色の過程までも美しく、よりカラーを楽しみ続けられるコンディションをサポートする設計となっています。
edolシリーズって悪いところないの?(笑)もう完璧じゃん。そこまでカバーされているとは……。
色落ちもしにくくなり、染めたての美しさをキープできるように開発しています。色落ちしても赤みが出ないので、パサパサ感やギラギラした状態にはならず、ストレスを感じることなく次のカラーを楽しめます。また、ヘアカラーを繰り返しても、髪の毛のコンディションをキープできる点もメリットといえます。
へえ~!お客さまも、楽しみながらヘアカラーを続けていけそうだね。
③新発売!edolシリーズの新星edol yoyoはどんなヘアカラー?
たくさん聞いちゃったけど、まだまだ質問するよ!次は新しいラインナップedol yoyoについて教えて!これはどんなヘアカラーなの?
edol yoyoは、ブリーチで明るくした髪に絵具のような明るいカラーをのせるためのヘアカラーです。あざやかなハイトーンが魅力で、カラー表現の常識を打ち破るようなデザインを生み出せます。edolシリーズのコンセプトである「自由な色表現」を象徴するような塩基性のラインになっています。
並々ならぬ想いが伝わってくる……!開発をスタートしようと思ったきっかけは何だったの?
私は20年以上ヘアカラーに携わっていますが、いつかはやりたいと考えていました。欧米などブリーチの文化が浸透している国ではすでに普及していましたし、日本でもハイトーンカラーが受け入れられる時代が来ると確信していたんです。ここ7~8年でブリーチによる髪のダメージを抑えられるようになり、日本でもこの領域が受け入れられる土壌が整ってきたので、edol yoyoを開発することになったんです。
なるほど~!最初にブリーチの市場が拡大しているって言ってたもんね!めちゃくちゃタイムリー!名前もかわいいし、edol yoyoについても興味が湧いてきちゃった。
edol yoyoのお客さまにうれしいポイントは?
edol yoyoについてもっと聞かせて!どんなところにこだわって開発したの?
あざやかな発色を出すために染料にこだわったのはもちろん、硬すぎず柔らかすぎない適度な粘性にこだわって開発しました。「なぜ粘性?」と感じられるかもしれませんが、粘性によって最終的な仕上がりが大きく変わってしまいます。サロンさまがもっとも使いやすいと感じる適度な硬さや伸びを目指して、開発・企画・サロンさまの3者で何度も試行錯誤を繰り返しました。
そんなところまでこだわって開発しているんだ……。他にはどんなところにこだわっているの?
色の残留期間ですね。ハイトーンカラーが好きな人は、ファッション感覚でいろいろなカラーバリエーションを楽しみたい人が多いんです。なので、最初はしっかり色を残しつつ、1か月程度でしっかり落ちきるように設計しました。前のカラーの色が残留すると、新しいカラーになかなか挑戦できませんし、サロンさまにとっては機会損失にもつながります。お客さま満足度を高めるためにも、サロンさまに貢献するためにも、この部分はかなり時間をかけて作り上げました。
細部の細部までこだわって開発されているんだね……。商品の開発者に直接話を聞くって本当に大切。あ~!TABEちゃんも早くedol yoyoでヘアカラーしたくなっちゃった!
もうひとつ!edol yoyoと同時に、ハイトーンカラーやデザインカラーを続けて楽しんでいただけるよう、ホームケア用のカラーシャンプーも発売したんですよ。髪色をメンテナンスする「パープルシルキー」、カラーの色味を一時的にチャージする「ポップピンク」と「シアーシルバー」の3色です。ヘアカラーってひと目で変化が判りやすく、人の心に華やぎを与えてくれるものなので、次回来店までの間も楽しみ続けて欲しい、という想いが形になったものです。
なるほど…!お客さまにはご自宅でも、髪色をメンテナンスしたり、変化させたりと、楽しみ方のバリエーションが拡がるね。
edol yoyoを使いこなすには?
edol yoyoが本当に素敵な商品なことはよくわかったんだけど、おすすめの使い方とかポイントとかある?もしあれば教えて!
edol yoyoは非常にクリエイティビティの高いヘアカラーです。ブリーチの明るさ・色の組み合わせなどで、無限に色のバリエーションを作ることができます。繊細な表現も尖った大胆な表現も自由自在にデザインできるので、お客さまの要望に合わせてサロンさまそれぞれの表現を追求してもらえればうれしいですね。カラーリストさまにも好評をいただいていますし、カラーの提案の幅を広げたいというサロンさまには本当におすすめです。
サロンさまも表現を楽しめそうだし、お客さまの要望を細かく叶えることができるので、みんなハッピーになること間違いなしだね!
でも塩基性カラーって、色移りしやすいんじゃないの?💦たまに耳にすることがあるんだけど、服に色がついてしまったりしない?
色落ちは無いとは言えませんので、特にカラーして間もない頃は、シャンプー後や水に濡れやすいレジャーシーンなどでは注意いただくことが必要です。濡れた髪が衣類に付かないように、しっかりと髪を乾かすことを、ぜひお客さまへもお伝えいただきたいです。
対応策を伝えておくんだね!サロンさまにとって、技術面では扱うのが難しかったりしないのかな?
タカラベルモントの化粧品の教育部門では技術講習や情報提供をしていて、ブリーチ技術に特化したセミナーも開催していますし、カラーに強いサロンさまを招いて技術講習をすることもあります。興味がある方は、ぜひ参加してみてほしいです。
教育までしっかりカバーされているなんて……!edol yoyoも素敵だけど、サロンさまへの想いも本当に素敵。TABEちゃんは全然開発に関わってないけど、本当にみんなに使ってほしいな~。
edolシリーズの今後の展望は?
素敵なお話をたくさん聴けて、TABEちゃん感動しちゃった。最後にedolシリーズの今後の展望を聞かせて!
現在トレンドになりつつあるハイトーンが定着したら、次はいよいよグレイカラーとファッションカラーのボーダレス化の時代に入ると予想しています。ボーダレス化が現実になったとき、サロンさまやお客さまからどのようなニーズが生まれるのかはまだわかりませんが、そのときに備えて、いろいろな切り口の提案を準備しておきたいですね。ヘアカラーという領域でよりよい商品をサロンさまに提供して、理美容業界の発展に貢献し続けたいと考えています。
カラー業界は技術革新が続いて、今は停滞時期というか、新しいものが生み出しづらい状況になっています。ただ、業界が飽和しているからこそ、他の業界にも視野を拡げる機会になると捉えています。商品化の源泉となる基礎研究にさまざまな切り口から取り組み、今までにない新しい技術を持った、おもしろいカラーを作っていきたいと考えています。
今日は本当にありがとう!みんなもぜひedolシリーズでヘアカラーに挑戦してみてね!じゃあまたね!
TABEちゃんの取材こぼれ話
名古屋コーチンを使って赤みの漂白を検証?
名古屋コーチンの羽の赤褐色が髪の赤みの原因となるフェオメラニンでできていることを発見!漂白の検証のために名古屋コーチンの羽を研究室に大量に取り寄せ、実証実験に活用。
検証を繰り返しすぎて開発者がブリーチの達人に?
edol yoyoの発色の検証のために、来る日も来る日も開発者自らウィッグにブリーチをかける。ブリーチにムラがあると発色検証が正確にできないため、開発の後期には開発者がブリーチの達人に。
革新的すぎてメーカー側もサロン側も困惑?
これまでは赤みをいかにコントロールするかを前提にヘアカラーを開発していたため、edolシリーズの開発ではこれまでのノウハウが活かせず、研究現場が混乱状態に。サロンさまでも同様に、カラー調合は赤みがあることが前提で、理美容師さんが、赤みを消すための緻密な計算をし、工夫を凝らして目指すカラー表現にたどり着かせていたので、「赤みを消す」edolシリーズを使う際、頭を切り替えるのが大変だったとのこと。
Information
エドル インスタグラム公式アカウント(最新情報を投稿しています)
https://www.instagram.com/edol_lebel/
エドル LINE公式アカウント
エドル シリーズページ
https://www.lebel.co.jp/products/series/edol/
ルベル オリジナル教育プログラム(カラー技術をはじめとしたスタジオ・オンラインセミナー)
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