TABEちゃんの学びノート

1人美容室・理容室で安定した売上を作る方法とは?経営のコツを解説

日々、理美容業界のことを学んでいるTABEちゃん。

研修で先輩から教わり、学びまとめたノートの一部を公開!


今回の研修では、1人美容室・理容室で安定した売上を作る方法について教わったよ。最近は、1人で開業する理美容師さんも増えているんだって。


1人で経営する理美容室は、売上や経費などのお金の管理だけでなく、営業日数や働く時間など、働き方のリズムを自分で整えることも大切みたい。


1人美容室・理容室のオーナーさんが売上を安定させるためにできることについて、TABEちゃんなりにまとめてみたよ。

1人美容室・理容室

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開業サロンの約3割を占める1人美容室が多い理由

開業サロンの約3割を占める1人美容室が多い理由

全国の美容室のうち、およそ3割は1人で経営されているといわれている。

スタッフやアシスタントを雇わず、1人で経営する美容室が増えている背景には、主に以下のような理由がある。


●自分のペースで働く人が増えている

●人件費や家賃を抑えられる

自分のペースで働く人が増えている


週3日の営業や午前のみの営業、完全予約制など、自分に合ったスタイルで働く理美容師さんが増えている。


1人美容室・理容室は、自分の裁量で営業スタイルを決められるだけでなく、強みや個性を活かしたメニュー設計や内装デザインによって、オリジナリティのある店舗づくりができるのも魅力。


また、ネット予約やInstagram、LINEなどのSNSを利用した情報発信が一般的になったことで、自分の力で集客しやすい環境が整ってきたことも、こうした動きを後押ししていると考えられる。

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人件費や家賃を抑えられる


複数人のスタッフで運営するサロンを、オーナーとして一から立ち上げる場合は、店舗の家賃やスタッフの人件費に加え、内装工事費や設備導入費などの開業費用も大きくなりやすい。


一方で、1人美容室・理容室であればスタッフを雇わず、小規模な物件で開業できるため、人件費や家賃、初期費用などのコストが比較的抑えやすい。


こうした経済的な負担が少ないことが独立のしやすさにつながり、1人での開業を選ぶ人が増えていると考えられる。

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 1人美容室・理容室の売上目安とは?

 1人美容室・理容室の売上目安とは?

1人美容室・理容室で安定した売上を作るためには、開業前の計画段階でどのくらいの売上を目指すかを決めておき、それに応じて「1日あたり何人の来店が必要か」「メニュー単価はいくらにするか」といった目安を、具体的な数字で算出しておくことが大切。

平均月商は60〜100万円


小規模サロンの場合、立地やターゲットによって差はあるものの、月商はおおよそ60万~100万円が相場とされている。


こうした相場を参考にしながら、自分のお店に合った現実的な目標を計算しておくと、開業後の見通しも立てやすくなる。

売上目安は「客単価×客数」で計算する


売上は「客単価×客数」で決まるため、施術単価と1日の施術人数をあらかじめ設定しておくことが重要。


客数は、「1日の施術人数×営業日数」で算出できる。

特に1人美容室・理容室では、自分が働ける日数が月間売上に直結するため、営業日数をふまえて現実的な働き方を組み立てることが大切。


前述のとおり、小規模サロンの平均月商は60万〜100万円となっており、1日の来店数は5〜6人程度とされているため、1人美容室の平均客単価は6,000〜6,600円前後が目安となる。


この考え方をもとにすると、売上の目安は次のように計算できる。

【売上のシミュレーション例】

客単価:6,000円

施術人数:5人/日

営業日数:25日/月

→ 6,000円 × 5人 = 30,000円/日

→ 30,000円 × 25日 = 750,000円/月

月間売上目標に合わせて、営業日数・施術人数・単価のバランスを逆算しておくと、自分に合ったペースで無理なく働くための計画が立てやすい。

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1人美容室・理容室の売上を安定させるためにやるべきこと

1人美容室・理容室の売上を安定させるためにやるべきこと

1人美容室・理容室の売上を安定させるためにやるべきことは、主に以下の2つ。


●月間売上目標に合わせて「客単価」と「客数」を設定する

●家賃や材料費の合計は売上の2割以内に抑える

月間売上目標に合わせて「客単価」と「客数」を設定する


前章で整理した「売上=客単価×客数」という構造をふまえ、月間売上目標に向けて、客数や客単価をどのように設計していくかを具体的に考えていく。

例えば、月に80万円の売り上げを目指す場合、客単価が8,000円であれば、100人の来客が必要となる。


単価はカットのみか、カラーやパーマを組み合わせるかによって変わるため、月間売上目標に合ったメニュー構成を考えることが大切。


また、1人で対応できる人数には限りがあるため、時間あたりの売上を意識することもポイントになる。限られた時間と体力を有効に使うためには、「どういったお客さまに来てもらいたいか」を想定しておくと、単価や提供メニューの方向性も明確になる。


「メンズ特化」「グレイヘア専門」「時短施術」など、得意分野や伝えたい価値が伝わると、お客さまに「自分に合っている」と感じてもらいやすくなり、新規来店やリピートにもつながりやすい。


客数を増やしにくいからこそ、売上を伸ばすためには客単価の設計が重要になる。

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家賃や材料費は売上の2割以内に抑える


1人美容室・理容室では、支出の大きさがそのまま利益に影響しやすい。

特に、家賃や材料費といった毎月発生する経費は、売上に対してどの程度の割合を占めるかを意識しておくことが重要。


支出全体の目安をあらかじめ持っておくことで、経営計画も立てやすくなる。

中でも、家賃と材料費を合わせて売上の2割以内に収めることを目標にしておくと、収支のバランスが取りやすくなる。

🖋TABEMO(TABE-MEMO)

経費は、「固定費」と「変動費」に分けて考えられる。

●固定費:売上に関係なく毎月一定額が発生する費用(家賃、テナント料など)

●変動費:施術の回数や内容によって金額が変動する費用(材料費など)

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1人美容室・理容室で売上を守るためのリスク対策

1人美容室・理容室で売上を守るためのリスク対策

1人美容室・理容室は、想定外の事態がそのまま売上に影響しやすい。

売上を安定して保つためには、次のようなリスク対策をあらかじめ考えておくことが大切になる。


●体調不良などの休業リスクに備える

●閑散期でも売上をキープするための対策をする

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体調不良などの休業リスクに備える


1人美容室・理容室では、自分が働けないとその間の収入がなくなるため、体調不良などで休業が続くと経営に影響が出やすい。

こうした事態に備えて、所得補償保険などの制度を事前に検討しておくと安心につながる。


無理のあるスケジュールは避け、体調管理に気を配りながら働くことは、お客さまとの信頼を保つうえでも大切になる。

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閑散期でも売上をキープするための対策をする


1人美容室・理容室では、1日に対応できるお客さまの数に限りがあるため、繁忙期に売上を大きく伸ばして閑散期の分を補うといった調整が難しい。

そのため、季節によって客数が大きく減らないよう、年間を通じて来店のきっかけを作る工夫が重要になる。


例えば、「月1で行うケアメニューを習慣化してもらう」「季節ごとの悩みに合わせてヘアケアを提案する」といった形で、お客さまの生活リズムの中に理美容室に通う理由を組み込んでいくと、売上の波を抑えやすくなる。


また、6月のくせ毛対策や、9月の夏ダメージケアなど、季節に応じたメニュー提案も来店の後押しになる。

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【TABEちゃんの学びノート】理美容室の繁忙期はいつ?忙しくなる前にやっておきたいこととは

まとめ

1人美容室・理容室は自分のスタイルで働ける自由さがあるのが魅力だけど、売上も全部自分次第だから、しっかり計画を立てておくことが大切なんだね。


客単価や客数、営業日数のバランスを見ながら、無理のない働き方と現実的な目標をセットで考えておくことが重要だって分かった!

売上が落ち込みやすい時期に備えたり、経費を抑えたりする工夫も、安定した売上を作るためには欠かせないんだなぁ…。


TABEちゃんももっと理美容師さんたちの力になれるように、サロン経営に関する知識を身につけていかなくっちゃ!

ということで、TABEちゃんの最強サロンソリューションパートナーになるための学びはまだまだ続く~。

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