TABEちゃんの学びノート

美容室の平均的な営業時間は?営業時間が長いメリット・デメリットを解説

仕事が忙しいときは、遅くまで開いている美容室だと気軽に通いやすくてとってもありがたい!

 

営業時間の長い美容室は、1日に対応できるお客さまの数が多くなるから売上も上がるけど、その分色々な経費もかかっているんだろうなぁ…。

 

そこで今回は、美容室の平均的な営業時間がどれくらいなのか、営業時間を長くするメリット・デメリットを先輩に教えてもらってまとめてみたよ。

営業時間の設定のイメージ画像

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美容室の平均的な営業時間はどれくらい?


美容室の平均的な営業時間を、厚生労働省の調査から見てみたよ。

美容室の営業時間

美容業 結果の概要の営業時間グラフ

引用:「美容業 結果の概要」(厚生労働省)

🖊TABEMO(TABE-MEMO)


平均営業時間

9~10時間未満:44.5%

10~11時間未満:42.1%

☞9~11時間:約8割強

この調査によると、平均営業時間は「9~10時間未満」が一番多くて、次に「10~11時間未満」が多いね。ほとんどの美容室は、1日9~11時間を営業時間にしているみたい。

 

じゃあ、何時から開店して、何時に閉店してるのかな?




美容室の開店・閉店時間

美容業 結果の概要の開店・閉店時間グラフ

引用:「美容業 結果の概要」(厚生労働省)

🖊TABEMO(TABE-MEMO)


美容室の開店時間・閉店時間

開店
9時台が約70%


閉店

18時台が約50%

19時台が約35%



理美容室の忙しい時間・忙しくない時間

●平日の忙しい時間帯

平日の忙しい時間帯は2つ。

・午前10時から午後2時ごろの時間帯

 主婦の方の来店が多く忙しい傾向に。

・17時から営業終了までの時間帯

 学生や仕事帰りの方々の来店が多く忙しい傾向に。


●土日・祝日の忙しい時間帯

オープンから午後4時までピークといわれている。

お出かけ前の方々や、休日だから美容室に行く方が多いからみたい。


●比較的忙しくない時間帯

・平日の15時から17時ごろの時間帯

 休憩をとったり、店舗のSNSを更新するなど接客以外の業務をする

この調査によると、朝の9時台に開店し、閉店は18時~19時台の美容室が多いみたい。


営業時間の設定って、開店前には開店準備や朝礼、閉店後には後片付けや掃除に加えて、シャンプー・カット・カラーの練習をしている美容室もあるから営業時間以外の業務時間も考慮に入れなくちゃいけない。

営業時間が短いと、美容師さんのサービスや技術を向上させるために時間が取れたり、働きやすさにつながったりなどのメリットがある反面、1日で施術できるお客さまの数は少なくなることも考えられるから、売上はもちろん、お客さまの利用しやすさや従業員のライフワークバランスなども考慮に入れ、色々な観点で美容室にピッタリの営業時間を考えていく必要があるんだね。




美容室の定休日

美容業 結果の概要の定休日のグラフ

引用:「美容業 結果の概要」(厚生労働省)

🖊TABEMO(TABE-MEMO)


美容室の定休日

1カ月あたりの定休日数は平均5.5日

 

月曜日休みの美容室は約74%

火曜日休みの美容室は約35%

美容室の定休日は月に5日~6日、そして月曜日が定休日というところが多いね。全国的には月曜日、火曜日を定休日にしている美容室が多いみたい。

美容室の営業時間を長めにするメリット

営業時間を長めにするメリットのイメージ写真

お店をどのくらい開けておくかは、売上に直接影響するため、美容室を経営するうえでとっても難しい問題だよね。まずは、営業時間を長くするメリットから見てみよう。

●売上アップにつながる

営業時間が長ければ、その分たくさんのお客さまの施術ができるから、1日あたりの売上アップが期待できる。

●お客さまの選択肢が広がる

営業時間が長ければ、予約が取りやすくなったり、急な来店にも対応しやすくなったりする。新規顧客獲得の可能性も増えそう!


TABE-COMMENT💭

営業時間が長いことは、お客さまにとってもうれしいこと。仕事帰りに立ち寄ることができると、休日以外にも美容室を利用できるからとっても便利でありがたい~!

美容室の営業時間を長めにするデメリット

営業時間を長めにするデメリットのイメージ写真

次に、営業時間を長くするときのデメリットと注意点を見ていこう。

●人件費や光熱費が増える

営業時間を長く設定した場合、営業時間外の業務を含めて、美容師さんの拘束時間が長くなる。そうすると、そうでない美容室よりも美容師さんの給与を高く設定する必要がある。また、美容室の営業時間が長いと、その分光熱費も増えることも考えないとだね。

●スタッフの負荷が増える

美容師さんの業務時間が増えるとプライベートの時間が短くなって、心身ともに疲労が蓄積しちゃいそう。また、業界全体で人材不足ということもあるみたいだから、求人のハードルにもなるのかも。


TABE-COMMENT💭

最近では、自分らしいキャリア築けるようにと多様な働き方を取り入れている美容室も増えてきているみたいだから、そういった方法も検討するのもいいかも。

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美容室の営業時間を設定するときのポイント

営業時間を設定するときのポイントのイメージ写真

ここまでの内容をふまえ、営業時間を決めるときのポイントをまとめてみたよ!

TABE-COMMENT💭

ポイントを整理していてわかったことは、美容室の営業時間は、経営戦略の観点でも とっても重要ということ。美容室を利用するお客さまや競合店をしっかり分析する必要がある!

●地域性を考慮する

「地域性」つまり、美容室がどんな場所にあるかを考えることが大切。


例)商業施設がたくさんある場所にあるのか、住宅地の近くにあるのか、駅前にあるのか……。


立地や地域性から、お店に通ってくださるお客さまの行動特性などを想定すると、お店にあった営業時間のヒントに。

●ターゲット層を分析する

どんなお客さまをターゲットにするかが、お店にあった営業時間のヒントに。

例)若い人や働いている人がターゲットの場合
平日の営業時間は11時~20時
土日の営業時間は9時~18時

●競合店のリサーチをする

特に近隣の美容室の営業時間などは、お店にあった営業時間のヒントに。

その上で、さらに、人気の競合店は、どんなところがお客さまに評価されているのか、どんなお客さまが多いのかなどに注目して、差別化を図る方法もしっかり分析していくと◎。

まとめ

​今回は美容室の営業時間について色々知ることができた!

 

美容室の平均営業時間はおよそ9時間~11時間。その間でお店にとって適切な営業時間を、ターゲット層や競合店、地域性を考慮して設定することが重要なんだね。また、長めの営業時間を設定するときは、売上がどのくらいアップするのかと同時に、光熱費や人件費といった経費に関しても考えることを忘れちゃだめだね。加えて、スタッフの働き方なども考慮しながらいけない…。考えることがいっぱいだぁ!


 営業時間を決めるだけでもこんなに大変なんて知らなかった…。

ということで、TABEちゃんの最強サロンソリューションパートナーになるための学びはまだまだ続く~。

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