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基本から学ぶ!ヘアカラーの知識

Vol.12 ブリーチの処理剤とは?

基本から学ぶ!ヘアカラーの知識はどんなシリーズ?

ヘアカラーは技術力だけではなく、色の知識・髪質の見極め・使用する薬剤の理解など、様々な知識が必要です。

このシリーズでは、ヘアカラーに関わる基礎知識とレシピの考え方が学べるシリーズです。

ブリーチ処理剤とは?

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vol.5で学んだ通り、ブリーチはアルカリカラー剤よりも酸化剤の配合種類が多いため、毛髪強度を大きく損なう。

また、その酸化剤などが毛髪に残留することで、直後のヘアカラーの発色にも悪影響を与えてしまう。 

そのため、ブリーチダメージに合わせて、毛髪の強度を維持するプレ処理剤 「プレックス剤」や、ブリーチ後の残留成分を除去する「アフター処理剤を活用」することが重要。ヘアカラーの仕上がりの質をより高めることができる。 

  

こんなことが学べます

・プレックス剤とは?

・ブリーチ後の処理は?


今回のレシピはハイトーンのピンク系暗色ベージュ系の2種類をご紹介

1

プレックス剤とは?


ブレックス剤とは、酒石酸・マレイン酸などの、「カルボン酸」を含む処理剤のこと。 

ブリーチの過剰酸化によるダメージが発生すると、毛髪の内部と表面には、それぞれシステイン酸が生成される。プレックス処理剤は、ブリーチ剤の反応中に同時に使用されることで、その現象を抑え、ダメージの発生・毛髪強度の低下を緩和する役割を持つ。

そのため、近年はブリーチ施術時にプレックス処理剤をセットで使うことが多い。これにより、シャンプーやトリートメント後の髪の状態も良好に保つことができる。 

シスチン
Check!覚えておこう

2

ブリーチ後の処理は?

ブリーチ後の毛髪には、ブリーチに含まれる酸化物の残留と、アルカリ成分によるpHの上昇が起きており、一時的にヘアカラーの発色には悪条件となっている。 

そのため、CMC(脂質)・PPT(ケラチン)・NMF(水分)などの流出した成分を補給することとは別に、クエン酸レブリン酸などアルカリキャンセル能力を持つ酸(プレックス成分を含む)や、酸化物をキャンセルする抗酸化成分を用いることで、これらのヘアカラーの化学的な悪条件を除去することが重要。 

最適なアフター処理をすることで、より美しい発色が期待できる。また、毛先やキューティクルの保護も忘れずに行うことが大切。 

ブリーチの反応
チェック!

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