基本から学ぶ!ヘアカラーの知識はどんなシリーズ?
ヘアカラーは技術力だけではなく、色の知識・髪質の見極め・使用する薬剤の理解など、様々な知識が必要です。
このシリーズでは、ヘアカラーに関わる基礎知識とレシピの考え方が学べるシリーズです。
ヘアカラーのしくみを学ぼう!
Vol.5 アルカリカラー剤が明度の違いを表現できる理由とは?
Vol.6 ブリーチ剤には何が入っているんだろう?ブリーチの仕組みを徹底解説!
Vol.7 どうしてブリーチ剤で髪が明るくなるんだろう? ★今回はコチラ
Vol.10 ダメージ毛にカラーリングするとどのような現象が起こるの?
Vol.7 どうしてブリーチ剤で髪が明るくなるんだろう?
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ハイトーンカラーを表現する上で欠かせない、ブリーチ剤。
ブリーチ剤で髪が明るくなるしくみの2回目です。(1回目はVol.6️をご確認ください)
こんなことが学べます
・アルカリカラー剤とブリーチ剤、脱色剤の違い
・オキシ2剤でのパワーコントロール
・ブリーチ施術のコツ
今回のレシピはミルクティー系とネイビー系の2種類です!
アルカリカラー剤とブリーチ剤、脱色剤の違い
過硫酸塩の脱染効果に特化した製品として、「脱染剤」がある。これらはブリーチ剤とはpHやアルカリが異なり、好みの明るさによって使い分けることができる。
ブリーチ剤のパワーは、オキシ2剤の濃度と混合比率でコントロールしよう
プリーチ剤には、1剤(ブリーチ)と2剤(オキシ)の両方に酸化剤が含まれているが、1剤に対する2剤の比率が高すぎると、リフトカは下がる。また、オキシの混合比が高くなれば明度の上がり方が緩やかになり、コントロールしやすくなるが、粘性が緩くなり、操作性は落ちる。一般に、使用するオキシの濃度が高いほどリフトカは高い。
ブリーチ施術のコツは「反応時間・温度・浴比」
ブリーチは、反応時間や温度、浴比(毛髪に対する使用量)によっても脱色力が変わる。うまくコントロールして、思い通りの明るさにしよう。