基本から学ぶ!パーマの知識はどんなシリーズ?
パーマスタイルを表現するには「薬剤の理解」「毛髪の見極め」「ワインディング技術」など様々な知識が必要です。
その中でもパーマに使用する薬剤は種類や使い方のバリエーションも豊富にあります。
このシリーズは、パーマで使用する薬剤それぞれの特性を理解して使いこなすための知識が学べるシリーズです。
パーマのしくみを学ぼう!
Vol.1 どんなパーマ用製品があるの?★今回はコチラ
Vol.2 なぜカールをつけられるの?
Vol.3 パーマ用製品をどのように使い分ける?
Vol.4 中間水洗をするのは何のため?
Vol.5 クリープって何?
Vol.6 2液を塗布した髪には、どのような変化があるの?
Vol.7 2液の違いによる作用の違いとは?
Vol.8 ホット系パーマとコールド式パーマの違いって?
Vol.9 どのような施術がパーマのダメージにつながるの?
どんなパーマ用製品があるの?
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パーマ用製品の種類と、パーマが生まれるまでの歴史を知ることから、パーマの知識を確かなものにしていきましょう!
こんなことが学べます
■パーマ製品の種類
■パーマの歴史
パーマ用製品の種類
パーマ用の製品には「パーマ剤」と「カーリング料」がある。
パーマ剤は薬機法上「パーマネント·ウェーブ用剤」と呼ばれ「医薬品」と「化粧品」の中間に位置づけられる「医薬部外品」に該当する。
パーマ剤は、有効成分や用法により、下の図のように10種類に分類される。
一方、カーリング料は「化粧品」であり、それぞれに特徴的な還元作用のある多様な成分を配合できる。
< コールド式が主流 >
現在のパーマ剤は、コールド式が主流。
パーマ剤は加温するとパワーが強くなるが、コールド式パーマ剤の場合は加温しなくても、室温の状態で効力が十分に発揮するようにつくられている。
そのため、コールド式のパーマ剤を加温して使うと薬剤の力が過剰になり、毛髪をダメージさせてしまう原因になるので注意。
パーマのルーツを知ろう
歴史上に登場するパーマ技術のルーツをたどると、紀元前3000年ころまでさかのぼることができる。
髪にロッドを巻く代わりに、木の枝を髪に巻き、泥でパックしていた。
パーマネント·ウエーブが登場するのは、1872年にパリの髪結師、マルセル·グラトーが考案したヘアアイロン式パーマ(マルセルウエーブ)。
熱したコテ(アイロン)を使って髪をクセづけるもので、髪が濡れたらもとに戻ってしまっていた。
それに対して、1905年にイギリスの理髪師、ネッスラーがアルカリと電熱器を利用したウエーブ法を発明し、1908年、特許を取得。
これが現在のパーマの原点と言えるもの。
その後、1936年にチオグリコール酸の化学反応を人毛ケラチンに応用した技法が開発され、現在のコールド式パーマの原型ができた。
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