TABEちゃんの学びノート

理美容室を独立開業した場合の年収は?収入をシミュレーション

TABEちゃんは最近、独立開業して夢を叶えた理美容師さんたちとお話ししたんだ。みなさん憧れの理美容室経営者になって誇らしそうだったなあ…。きっと大変なこともたくさんあったと思うけど、自分のお店を持てるって素晴らしいことだね!

 

理美容室の独立開業についてはまだまだ知らないことが多いから、少しずつ勉強してきたいな。そういえば、夢を叶えるにはお金の話も重要だと思うんだけど、独立開業したら年収の面はどう変わるんだろう?

 

今回は、理美容師さんが独立開業した場合の年収について、先輩に教えてもらってノートにまとめてみたよ。

独立開業した場合の年収のイメージ写真

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理美容室を独立開業したら年収はどう決める?

イメージ画像②

「そもそも独立開業後の理美容師さんはどれくらいの収入を得られるんですか?」ってTABEちゃんどうしても気になっちゃって、先輩に聞いてみたら、売上やスタッフさんの有無などによっても年収は異なるんだと教えてもらったよ。

たしかに考えてみたらそらそうか!そもそもオーナーさんのお給料(人件費)も理美容室経営の経費で、適正な経費割合って売上の30~40%だと言われているから、売上と経費の内訳(以下、参照)によってオーナーさんの年収は異なるよね💦

一般的な理美容室の経費の内訳

売上の30~40%が適正な経費割合


・人件費:35%

・家賃・水道光熱費:10%

・美容材料費:10%

・その他:25%

・オーナーさんの収入:20%

じゃ、上記の経費の内訳を参考に、理美容師さんが独立開業する3つのパターン「1人理美容室の場合」「スタッフを雇用する場合」「フリーランスの場合」別のオーナーさんの年収割合を整理してみるね。

1人理美容室の場合の年収

売上の55%程度

※人件費がかからない分、オーナーさんの収入にプラスされる


スタッフを雇用する場合の年収

売上の20%~程度

※上記の経費内訳のとおり。スタッフさんの人数によっては割合が増えることも。


フリーランスの場合の年収(シェアサロンで独立したケース)

売上の65%~80%程度

※店舗によって異なる

これを踏まえて、3つのパターンについて考えてみると…。

1人理美容室の場合

1人理美容室はオーナーさん1人だけで店舗を運営するから、人件費がかからないのが特徴なんだよね。そうすると、必要な経費は人件費を除いた「家賃・水道光熱費」「美容材料費」「その他の経費」ということ。合計すると経費の割合は45%で、売上の約55%がオーナーさんの収入になるんだね。


スタッフを雇用する場合

こちらは、経費の内訳の通りなんだけど、スタッフさんを雇用する場合は、一般的な経費の「人件費」「家賃・水道光熱費」「美容材料費」「その他の経費」がすべて必要になるので、売上の20%がオーナーさんの収入になる。ただ、人件費はスタッフさんの数などでも変動するので、ここは20%~がオーナーさんの収入となると考えたほうが良さそうだね。


フリーランスの場合

シェアサロンを利用してフリーランスの理美容師として独立する場合は、シェアサロンの利用料金(店舗によっては薬剤やタオルなどの費用が含まれる)や薬剤やシャンプーなどの美容材料費が経費に該当するってことかな。そのため、経費の割合はシェアサロンの料金体系や調達する美容材料費によって差が出るんだね。一般的には、売上の65%~80%程度が収入になるみたい。

>>> サロン経営に関わるお金の話に興味のある理美容師さんにおすすめの記事

"美容室専門税理士"が解説する「誰も教えてくれないお金の話」第1回 サロン経営をHappyに導くお金の使い方

独立開業したオーナーの平均年収から逆算!必要な売上は?

イメージ画像

ここまでで、理美容室の売上や経費の構成に応じて年収が決まることがわかったよ。それじゃあ、逆に目標の年収から逆算して考えれば、達成するために必要な年商・月商が見えてくるってこと? なんだか夢がある話だな~!

 

目標の年収によっては、より規模の大きな理美容室を経営したり、将来的に2店舗目の出店を見据えたりする必要があるかも…。

ということで、TABEちゃんの向学のために、独立開業したオーナーさんの平均年収からみえてくる年商・月商をシミュレーションしてみるね。

シミュレーション結果

独立した理美容室オーナーの平均年収


年収の相場は約300万円~1000万円

 

↓ここから逆算すると

 

必要な売上は…

年商:約545万円~5000万円

月商:約45万円~420万円

まずは、下限値の計算から。

1人理美容室の経営で年収300万円を目標にする場合。

年収300万円÷0.55で、必要な年商は約545万円。さらに、約545万円÷12カ月で必要な月商は約45万円。


次は上限値の計算。 

スタッフさんのいる理美容室の経営で年収1000万円を目標にする場合、

年収1000万円÷0.2で、必要な年商は約5000万円。必要な月商は、約5000万円÷12カ月で、約416万円。


ということで、上のシミュレーション結果になるね。

月商:約45万円~420万円ってどんなもんなんだろう。以前、TABEちゃんが「【TABEノート】理美容室の平均売上はいくら?規模別の目安や収益アップのポイント」で学んだところによると、スタッフさんの人数別の月の売上平均は以下。

・1人~2人が働く理美容室の売上平均(月):約780,000円~1,560,000円

・3人~4人が働く理美容室の売上平均(月):約2,340,000円~3,120,000円

なので、月商420万円ってスタッフさんが4人以上いるお店ってことになるね。

その場合、、、例えば、6人のスタッフさんがいるとして、月商420万円×12か月で年商5040万円。その場合のオーナーさんの年収は約1000万円になるってことか。すごいね!

ちなみに、美容室の1軒あたりの平均従業員数って2.12人みたいだから、今回の例でいくと、もしかしたら何店舗か経営しているってこともあるのかもね。


【出典】「令和4年度衛生行政報告例」(厚生労働省)

>>> 理美容室の売上アップに興味のある理美容師さんにおすすめの記事

【TABEちゃんの学びノート】理美容室の平均売上はいくら?規模別の目安や収益アップのポイント

理美容室を開業するために必要な費用

イメージ画像

夢が少し膨らんでTABEちゃんテンションあがっちゃったから、開業に必要な費用(資金)についてまとめてみるね。(おさらいしてみるね。)

もっと、くわしく知りたい人は「【TABEちゃんの学びノート】理美容室の開業資金はいくら必要?調達の方法や費用削減のポイント」にまとめているから見てみてね。

理美容室の開業にかかる費用


一般的に理美容室の開業に必要な資金は1,000万~2,000万円


【開業資金の内訳】

理美容室の開業資金は、大きく「設備資金」と「運転資金」に分けられる。


設備資金

・店舗保証金・敷金

・設計・工事費

・設備費


・運転資金

・テナントの家賃

・材料費・消耗品費

・広告宣伝費


など

もし、2店舗目を出店するとしたら、これらのまとまった資金が必要になるんだね。

悩ましい...とTABEちゃんが頭を抱えていたら、多店舗経営では、売上アップや認知度向上のようなメリットが期待できるけど、創業融資と比べてお金を借りるのが難しいと先輩が教えてくれたよ。1店舗目では問題なく融資を受けられて、一見すると経営が軌道に乗っているように見えたとしても、融資を受けられるとは限らないんだって。

 

先輩の話によると、2店舗目では1店舗目とは違った観点で金融機関から評価されるという違いがあるみたい…。独立開業して2店舗目の出店を視野に入れるなら、理美容室の経営に詳しい専門家に相談すると良さそうだね。

 

そういえば、タカラベルモントの「誰も教えてくれないお金の話」のシリーズでは、2店舗目の出店とお金の問題について美容室専門税理士が解説しているから、TABEちゃんも改めて読んでみようっと。それから、独立開業にともない悩んでいる理美容師さんには、専門家に相談できる「サロン開業支援」のサービスが便利なんじゃないかな?

>>>2店舗目の出店にまつわるお金の話に興味のある理美容師さんにおすすめの記事

"美容室専門税理士"が解説する「誰も教えてくれないお金の話」第3回サロン経営をHappyに導く2店舗目出店のポイント

【前編】 【後編】


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まとめ

今回は独立開業する理美容師さんの年収について色々知ることができたよ!

 

店舗のスタッフとして働く場合、一般的に年収は給与によって決まるけど、独立後は売上や経費の内訳に応じて年収が決まるんだね。さらに、目標の年収から必要な年商・月商を計算する方法も学んだよ。

 

独立開業する理美容師さんたちは、みんな自分の目標へ向けて頑張っているんだね!色々なハードルを乗り越えて夢を叶えたなんて、本当にすごいよ!TABEちゃんも一生懸命に理美容室経営の勉強して、理美容師さん・オーナーさんの力になれるといいなあ…。

 

ということで、TABEちゃんの最強サロンソリューションパートナーになるための道はまだまだ続く~。

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