TABEちゃん今日は社内研修で、理美容師さんが提出を求められる診断書について教わったよ。そういえば、TABEちゃんも入社の時に診断書を提出したんだけど、理美容室で必要な診断書とは内容が違うのかな?
診断書の記載項目や入手方法、どんなときに提出が必要になるのかについて、忘れないうちにノートにまとめてみるね。

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診断書とは

診断書とは、医師が患者の病名や症状を記載した書類のことで、公的な証明書。
休職や就業時のケガ、病気などによる給付金の請求や、医療費補助の申請時に必要となることが多く、患者さんからの依頼に基づいて交付されるみたい。
診断書の主な記載事項
● 患者情報(氏名、生年月日、年齢、住所、性別など)
● 病名(診断名)
● 受診日
● 発症日
● 治療内容
● 治療見込み期間
● 検査結果
● 問診内容 など
診断書はこれらの情報をもとに、健康状態を第三者に示すための公的な書類になるんだね。
理美容師が診断書の提出を求められるケース

理美容師さんや理美容室のオーナーさんが診断書の提出を求められるケースについて、まとめてみたよ。
● 理美容師免許の申請時
● 理美容室の開業時
● スタッフの雇用時(転職や就職するとき)
● 保険の給付金請求時
理美容師免許の申請時
理美容師免許の申請時には、合格通知書や免許申請書、戸籍抄本または住民票とともに、精神の機能に関する医師の診断書を提出することが法律で義務付けられているんだって。
精神の機能に関する医師の診断書は、理美容師が業務を行ううえで必要な認知機能や判断能力があることを証明するためのもの。お客さまの髪や皮膚に直接触れる施術を安全に行うために必要となるそうだよ。
【参考】「免許に関する申請手続きについて」(公益財団法人 理容師美容師試験研修センター)
理美容室の開業時
理美容室(理容所・美容所) の開業時には、開設届や施設の図面、理美容師免許証とともに、結核、皮膚疾患その他厚生労働大臣の指定する伝染性疾病にかかっていないことを証明する診断書を提出する必要があるんだって。
提出先は理美容室の所在地を管轄する保健所で、お客さまやスタッフの健康を守るための生活衛生管理の一環として、勤務するスタッフ全員分の診断書を提出する必要があるみたたい。書類提出後、保健所の職員によって理美容室の検査が実施され、問題がなければ営業を開始することができるんだって。
>>>理美容室の開業時に保健所で必要な手続きを知りたい人におすすめの記事
スタッフの雇用時(転職や就職するとき)
スタッフの雇用時は従業員変更届とともに、雇用するスタッフが結核、皮膚疾患その他厚生労働大臣の指定する伝染性疾病にかかっていないことを証明する診断書を提出しなければならないそう。提出先は、理美容室の所在地を管轄する保健所。
この診断書は、職場の衛生管理を徹底するために、理美容師免許の有無にかかわらず提出する必要があるんだって。
🖊TABEMO(TABE-MEMO)
スタッフの雇用時に保健所に提出しなければならない書類は、自治体によって異なる。理容師・美容師の免許証や管理理容師・美容師の修了証書の提出が求められることもあるため、事前に問い合わせておくとよい。
保険の給付金請求時
理美容師が病気やケガで休職をする場合や、治療のために生命保険の給付金を申請するときにも、診断書が必要になるそう。
申請する給付金の種類によって診断書の提出先が異なるから、注意が必要みたいだよ。
保険会社から給付金を受け取る場合は、加入している保険会社に申請書を提出し、労災保険から給付金を受け取る場合は、労働基準監督署に提出する必要があるんだって。
理美容師が提出する診断書を入手する方法

診断書は、以下の流れで入手するそうだよ。
1. 病院やクリニックを受診する
2. 診断書の発行を依頼する
3. 費用を支払う
4. 診断書を受け取る
Step1.病院やクリニックを受診する
診断書は基本的にどの科でも作成できるけど、理美容師の診断書の発行が可能か事前に確認しておくと安心みたい。受診先としては、かかりつけ医や内科、皮膚科、消化器科、呼吸器科、心療内科などがあるそうだよ。
Step2.診断書の発行を依頼する
診察を受けるときに、診断書の発行も依頼する。理美容室で指定がある場合はその形式の診断書を持参して、特に指定がない場合は医療機関が用意した診断書で問題ないみたい。
Step3.費用を支払う
診断書の発行には診察料とは別に費用がかかる。医療機関によって異なるものの、一般的な費用の目安は2,000~6,000円程度だそう。診断書の発行は保険適用外のため、自費での支払いになる。
Step4.診断書を受け取る
診断書の受け取り方法は、指定された日に通院する場合や郵送など、医療機関によって異なるから、受診時に窓口で確認しておくことが大切みたい。診断書の作成に必要な日数は一般的に1~2週間程度だけど、即日発行が可能な医療機関もあるから、事前に確認しておくといいそうだよ。
診断書の有効期限
診断書の有効期限は提出先によって異なるものの、発行日から1ヶ月~6ヶ月以内など、期限を設けているケースが多いみたい。期限が切れてしまうと再度診断書が必要になるから、発行後は早めに手続きを進めることが大切なんだって。
まとめ
理美容師さんが理美容師免許を申請するときや、理美容室を開業するときなど、診断書はさまざまシーンで提出を求められるんだね。目的によって、必要になる診断書の種類が違うってことが分かった!
診断書が必要になるシーンや診断書の入手方法について事前に確認しておくことで、いざというときに慌てずに対応できそうだよね。TABEちゃんももっと理美容師さんたちのお役に立てるように、理美容師さんが行うべき手続きや必要書類について、たくさん知識をつけていかなくっちゃ!
ということで、TABEちゃんの最強サロンソリューションパートナーになるための学びはまだまだ続く~。
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