MV

特集:いろいろな現場のリアルをお届け!

【密着取材】「THE GATE」トップバッターを飾ったANSWERが魅せた、妥協なきクリエイティブ

THE GATE 後編

7月14日に開催されたLebeL(ルベル)の新ヘアショー「THE GATE」。イベント全体の熱気を振り返った前編に続き、後編となる今回は、創業2年目にして圧倒的な存在感を放ち、本イベントのトップバッターとして会場を魅了したANSWER(アンサー)さまへの密着取材をお届け。ステージの舞台裏からサロンの未来像まで、深掘りします!

前編:ルベルが新たなヘアショー「THE GATE」開催! 創業5年以内の気鋭8サロンが魅せた「Our DNA」

後編:【密着取材】「THE GATE」トップバッターを飾ったANSWERが魅せた、妥協なきクリエイティブ ★今回はコチラ

創業して初のヘアショー!オファー時の葛藤と選抜された2人の想い

「THE GATE」が無事終了してから数日後。圧巻のパフォーマンスを披露したANSWERの3名(写真左から順に方森玲奈さん、内田佳佑さん、佐藤優太さん)にインタビュー。創業1年目というタイミングでオファーを受けたことに、驚きと緊張感が走ったと振り返ります。

ANSWER

ー出演オファーを受けたときの率直な感想は?

内田さん:

こんなに早い段階でヘアショーのチャンスをいただけるなんて思ってもいませんでした。創業期の若手サロンに光を当ててくれる機会はあまりなかったので、いいのかなという思いもありました。ただ、やるからには妥協したくはありません。ヘアショーはセミナーとは違って教えるのではなく、“ANSWER”というブランドの世界観を良くも悪くも押し付けるようなもの。緊張感が走りました。

ーステージには、スタイリストの佐藤さんと方森さんとともに立ちました。

内田さん:

スタッフ全員出したい気持ちはありましたが、ステージに立てるのは最大で3人ということだったので、世界観がとくに似ている2人にお願いしました。これまでに結果を出していますし、ステージ上で一番ポテンシャルを発揮してくれると信じていました。

 

方森さん:

元々ステージが好きで、最初にお話をいただいたときは『絶対に出たい!嬉しい!』とワクワクしました。こんなに大きなステージは初めてだったので、とにかく楽しみでした。

 

佐藤さん:

実は僕は怖さが勝っていて、これまでそういった表舞台を避けてきたタイプなんです。でも内田から方森と一緒にやろうと選んでもらえたことが嬉しかったし、時間が経つにつれて前向きに挑戦する気持ちになりました。自分の殻を破るきっかけになりました。

 

内田さん:

佐藤はできるのに殻に閉じこもりがち。やらせてしまえば圧倒的な力を発揮できるタイプだからこそ、無理にでも殻を破らせたかったんです。

「飽きさせない8分間」——徹底的に計算された演出と世界観

ーLebeLが提示したテーマ「Our DNA」から ANSWERが着想したステージのコンセプトは、サロンの軸でもあるキーワード「黒」「アヴァンギャルド」「媚びない強さ」。自分たちがサロンワークで得意とするスタイルを崩さず、モードとストリートを今っぽく融合させた「悪役(アンチヒーロー)」のような尖った世界観を提示しました。

内田さん:

僕自身が群れるのが好きではないし、媚を売らないタイプで、ヒーローというよりも敵役の方が好み。とにかくスタッフたちがかっこいいと思ってくれるものを作りたいと思いました。

8分間にわたるステージには内田さん、方森さん、佐藤さんの順番で登場。観客の集中力を途切れさせないため、演出の細部にまで計算し尽くしたと話します。特にこだわったのは、“所作と一撃目のインパクト”、そして“音楽とライティングの連動”です。

舞台上にフードを被ったモデルを配置。どんなモデルで、どんなスタイルなのか。ワクワク感を刺激する演出に。フードを外す瞬間、ハサミを入れる瞬間、クロスを外す瞬間という、一番観客が注目し、モニターに映し出さ
舞台上にフードを被ったモデルを配置。どんなモデルで、どんなスタイルなのか。ワクワク感を刺激する演出に。フードを外す瞬間、ハサミを入れる瞬間、クロスを外す瞬間という、一番観客が注目し、モニターに映し出さ

舞台上にフードを被ったモデルを配置。どんなモデルで、どんなスタイルなのか。ワクワク感を刺激する演出に。フードを外す瞬間、ハサミを入れる瞬間、クロスを外す瞬間という、一番観客が注目し、モニターに映し出される一瞬の所作にとことんこだわったそう。

ステージ

トップバッターの内田さんに続く、方森さんの登場シーン。暗転後、印象的な赤いライティングで幕開け。舞台用の音楽は内田さん自らが4曲をミックスして、8分間をアップテンポで飽きのない展開に。リハーサルでは光と音のタイミングを限界まで微調整。

さらに特筆すべきは、ディテールへの圧倒的なこだわりです。

衣装は佐藤さんが、メイクは方森さんがアシスタントとともに模索。スタッフ全員で古着屋を巡って厳選。休日を使って買い出しに回ったそう。思い描く衣装を集め、プロのメイクアップアーティストにメイクを依頼し、このヘアショーのために大きな投資を行ったと話します。

内田さん:

見せる場で「高いからやめよう」とケチったら、ダサいものになってしまう。迷ったらかっこいい方を取る。妥協は一切したくありませんでした。

三者三様だけれどANSWERらしいスタイル

同じ空気感を纏いながら、ヘアスタイルでは三者三様の得意とするスタイルを表現。ベースとなるリファレンスは方森さんがピックアップして、内田さんや佐藤さんに共有し、擦り合わせていったそう。

写真左から、内田さんのモデル、方森さんのモデル、佐藤さんのモデル。

写真左から、内田さんのモデル、方森さんのモデル、佐藤さんのモデル。佐藤さんのモデルは、イメージと合致するからとアシスタントが務めたそう。また内田さんの私服を衣装としてスタイリングに活用したことが、結果的にらしさを増幅させたと振り返ります。

「観る姿勢もブランディングになる」——歓声や笑顔を封印

ANSWERのステージが、息をのむような緊張感のあるシリアスな空気感に包まれていたのも異彩を放っていた理由の一つ。そこには、内田さんがスタッフ全員に共有していた徹底した思想がありました。

内田さん:

僕たちが追求するスタイルには、歓声もいらないし、ステージ上での笑顔も不要。自分たちのかっこよさをストイックに魅せることだけに集中しました。

 

また、スタッフには『ANSWERのステージだけ見て満足しないこと。他のサロンさんも本気で挑んでいるんだから、真剣に見よう』と伝えました。他サロンのステージをリスペクトし、本気で向き合うことも含めてANSWERのブランディングなんです。

ショー

緊張と熱狂のバックステージ、そして得られた「確信」

本番前は深夜まで仕込みと通し練習を繰り返し、当日のリハーサルでも照明の明るさや歩く動線を極限まで突き詰めたという3人。

音響や照明、動線を最後まで確認したリハーサルの様子

音響や照明、動線を最後まで確認したリハーサルの様子

音響や照明、動線を最後まで確認したリハーサルの様子

実はとても緊張していたと言いながらも、本番は圧倒的なパフォーマンスで観客を魅了。終演後、大きな熱量が生まれていました。

パフォーマンス
パフォーマンス
パフォーマンス
パフォーマンス

内田さん:

観てくれたスタッフが「良かった」「鳥肌がたった」と刺激を受けてくれたのが何よりの収穫でした。実は、来年入社予定の学生さんも招待していました。遠方からも足を運んでくれて、ANSWERの世界観を共有できました。モチベーションが上がって、「やっぱりANSWERが正解」と思ってもらえたらうれしいですね。

 

佐藤さん:

休みだったスタッフやアシスタントも大勢会場に駆けつけてくれて、翌日の朝礼では「ANSWERが一番かっこよかった!」と喜んでくれました。刺激を受けたアシスタントから「来年は自分が出たい」という声が上がったのも嬉しかったですね。

 

方森さん:

普段はサロンワークが中心で表に出ることはない私たちが、美容師としてあの大きなステージに立てたことが何よりうれしかったです。そして『自分のサロンが一番かっこいい』と改めて胸を張れました。

終演後のみなさんとモデル。

終演後のみなさんとモデル。

再現性のない「個性の集団」へ——ANSWERが描くこれからの「答え」

ー「THE GATE」でのステージを終えた3人にANSWERの未来像を聞いてみると——。

方森さん:

規模が大きくなるにつれて、サロン名が先行して個人の名前が埋もれてしまったり、その反対も起こると思います。けれども、ANSWERはそうなりたくないんです。“ANSWERのスタイリスト”としてきちんとサロン名と名前が結びつくようなブランドでありたいです。ここで働いていることに誇りを持ち、“ANSWERのかっこいい”を続けていきたいです。

 

佐藤さん:

僕も同じことを考えています。新しいスタッフも、憧れを持って入社してくれているので、かっこいいことを一番に考え続けていきたいです。

 

内田さん:

美容師を目指すとき、「かっこいいから」「かわいいから」なりたいと思う人は多いはずです。最近では「再現性」という言葉を耳にすることが増えましたが、僕は再現性のない個性を活かしたいから美容師になりました。

 

ANSWERが好きで、型にはまらない個性が集まるからこそ、強くかっこいいものが作れる。僕たちがかっこいいクリエイティブに情熱を懸け、それをしっかりビジネスとして成り立たせる。その背中を次の世代に見せて、つなげていきたいです。「ANSWER(答え)」というサロン名の通り、僕たちはこれからも行動で、自らのかっこよさを証明し続けていきます。

ANSWER
ANSWER
ANSWER

ステージが終わった後は、この会場ならではのシンボリックな場所で撮影。ヘアショーだけで終わらせることなく、ビジュアルやムービーの素材として活用し、1週間以内にはSNSにアップ。イベントの拡散やサロンのブランディングにも力を注ぐ。

【おわりに】 ANSWERが体現する「ウェルビーイング」のカタチ

「ダサいものは作らない」「迷ったらかっこいい方を取る」—。一見すると尖った言葉の裏側にあったのは、サロンの仲間のポテンシャルを誰よりも信じ、業界の常識や“型”にとらわれずに個性を伸ばそうとする、どこまでも純粋な内田さんの美学と経営者としての信念でした。

 

そんな内田さんに呼応するように、一致団結して同じ未来を描く佐藤さんと方森さん、そしてANSWERのみなさん。そのエンゲージメント(組織への愛着)の高さには目を見張るものがあります。タカラベルモントが今年掲げるテーマ「すべてのサロンを“ウェルビーイングプレイス”へ 理美容業界の未来をつくる、幸せの連鎖モデル」の一つの形とも言えるでしょう。

 

 

妥協なきクリエイティブを貫き、それをビジネスとしても成立させていく。一撃のパフォーマンスで観客を魅了したANSWERさまの挑戦は、自社のスタッフだけでなく、次代を担う若い美容師さま、美容学生さまにとっても、自分たちの「答え」を追い求める大きな勇気となったはずです。

『特集:いろいろな現場のリアルをお届け!』 他の記事

TB-PLUSは、タカラベルモント株式会社が運営している<サロンとあなたの“明日”に役立つ情報サイト>。

クリエイティビティを刺激するトレンド情報からサロン経営のヒントまで、成長と意欲につながるトピックやノウハウをお届けし、あなたのサロン人生を応援していきます。


\友だち追加 お願いします♪/

LINE公式アカウント タカラベルモント for salonで、最新情報を発信中!

この記事は参考に
なりましたか?

この記事は
参考になる!

この記事を
あとで読む!

My:PLUS
このページに設定されている「カテゴリ」「#タグ」です。チェック(プラスマークをクリック(タップ))をするとMy:TB-PLUSで最新の情報を受けとることができます。

あなたの興味のある「#タグ」や「カテゴリ」「シリーズ」などを「気になる!」登録すると、関連するコンテンツがMy:TB-PLUSに自動で表示されるようになり、最新のコンテンツを見落とす心配や、コンテンツを探す必要がなくなりとっても便利です。

開く
サンキュー!
ひとことポスト

日常で感じている、あれこれや、TB-PLUSへの要望、励まし、不満・・・などなど、どんなことでもお気軽に「ひとことポスト」におよせください!

  • ※匿名での投函です。(個別の回答はできません。)
  • ※集まった「ひとこと」は、TB-PLUSで公開、コンテンツ制作の参考にさせていただくことがあります。
My:TB-PLUSにログインをすると
参考になる!登録した記事が
My:TB-PLUSに保存されて
また読みたい!と思った時などに便利です♪
ログインをしないまま「参考になる!」をする方は
以下のボタンをクリック
※ログインをしないまま「参考になる!」をクリックした場合、 ブラウザのcookie情報がクリアされるまでは内容は保存されます。
My:TB-PLUSにログインしていただくには、
TAKARA BELMONT 共通IDへの新規登録(無料)が必要です。
My:TB-PLUSにログインをして
参考になる! あとで読む 気になる!

を活用しよう!

My:TB-PLUSにログインしていただくには、
TAKARA BELMONT 共通IDへの新規登録(無料)が必要です。