今回の研修では、「炭酸スパ」について教わったよ。
知り合いの美容師さんに、炭酸スパを導入してからお客さまの満足度が上がったって聞いたんだ。ヘアケアやスカルプケアへの関心が高まっている今、頭皮・髪の状態に合わせて提案しやすいメニューのひとつとして、炭酸スパを取り入れるヘアサロンも増えているんだって。
この記事では、炭酸スパの基本知識から効果、導入のメリットまで、TABEちゃんなりにまとめてみたよ。
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炭酸スパとは?
炭酸スパについて理解するために、押さえておきたいポイントは以下の通り。
●炭酸スパの定義
●ヘッドスパと炭酸スパの違い
炭酸スパの定義
炭酸スパとは、炭酸ガスを含んだ水やお湯、シャンプーなどで頭皮を洗浄する施術のことで、「炭酸ヘッドスパ」とも呼ばれる。
炭酸の細かい気泡が頭皮表面の汚れに働きかけることから、通常のシャンプーよりも汚れを浮かせやすいのが特徴。洗浄工程を強化する目的で使用されることが多く、短時間のクイック施術から長時間の本格的なスパまで幅広く応用できる。
ヘッドスパと炭酸スパの違い
ヘッドスパは、頭皮の洗浄・マッサージ・保湿などを組み合わせて行う頭皮ケアメニューの総称。炭酸スパは、その中でも「頭皮の洗浄」に特化した施術を指す。
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ヘッドスパ |
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炭酸スパ |
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炭酸スパは単体メニューとしてだけでなく、ヘッドスパの「洗浄工程」に組み込んで使うこともできる。
>>>ヘッドスパの種類についてさらにくわしく知りたい理美容師さんにおすすめの記事
炭酸スパに使われる商材・設備の種類
炭酸スパは、商材・設備によって施術の目的や体感が異なるため、まず役割の違いを理解しておくことが大切。
炭酸水
炭酸水は、ペットボトルなどで手軽に入手できる一方で、開封後の炭酸濃度が変化しやすく、濃度を安定させることが難しい。そのため、理美容室で本格的な炭酸スパメニューとして使うよりも、家庭用・簡易ケア向けとして紹介されることが多い。
炭酸泉(炭酸泉発生機・炭酸タブレット)
炭酸泉は、炭酸ガスを溶け込ませたお湯のこと。理美容室で使う場合は、主に「炭酸泉発生機」か「炭酸タブレット」で生成する方法がある。
炭酸泉発生機とは、水と炭酸ガスを混合して炭酸泉を生成する機器のこと。既存のシャンプー台に後付けできるタイプも多い。一定濃度の炭酸を安定供給でき、施術ごとの品質が均一になりやすいため、頭皮ケアメニューに力を入れている理美容室で導入が進んでいる。
濃度を切り替えられる機種もあり、低濃度はカラー・パーマ後の髪や頭皮をすっきり洗い流すヘッドスパ、高濃度は頭皮汚れをすっきり洗い流すヘッドスパといったように、メニューに応じた使い分けも可能。
炭酸タブレットは、シャワーヘッドに取り付けたケースにセットして使用する。炭酸泉発生機より手軽に導入でき、コストを抑えながら炭酸泉を取り入れたい理美容室に向いている。
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詳しくはタカラベルモントの製品ページをチェックしてみてね!
炭酸シャンプー/炭酸フォーム
炭酸シャンプーや炭酸フォームは、炭酸ガスを含んだシャンプー剤で、普段のシャンプーの代わりに使える。
設備投資が不要で原価も抑えやすいため、導入コストが低く、サロンワークに組み込みやすい点がメリット。10〜15分程度のクイックメニューや、夏のクレンジング強化・季節ごとの頭皮ケアといったスポットメニューにも展開しやすい。
炭酸スパの特徴
炭酸スパの特徴は以下の通り。
●髪・頭皮の汚れや余分な付着物を落とす
●トリートメントがなじみやすい状態に整える
●つや感のある、ふんわりした仕上がりに整える
髪・頭皮の汚れや余分な付着物を落とす
炭酸スパでは、炭酸ガスの気泡を髪の汚れに付着させることで、べたつきの原因となる汚れを浮かしていく。頭皮がすっきりすることで、爽快感を得られるのが特徴。
汚れや付着物、余分な皮脂をすっきり洗い流せるため、施術後の爽快感が満足度につながり、リピートの後押しになる。
トリートメントがなじみやすい状態に整える
汚れや付着物が取り除かれた髪は、いわゆる「素髪」に近い状態といえる。その結果、トリートメントなどがなじみやすくなり、ケアメニュー本来の力を引き出しやすくなるとされている。
炭酸スパを「ケアの下準備」として位置づけることで、次の施術への導線がつくりやすくなる。
つや感のある、ふんわりした仕上がりに整える
炭酸泉は弱酸性寄りとされ、髪や頭皮の状態に近い性質のため、髪や頭皮をすっきりと洗い上げやすい。
髪表面がなめらかに整うことで、つややかな質感へ導きやすい。また、頭皮がすっきりすることで、髪の根元がふんわりと立ち上がったような仕上がりを実感する人もいる。
髪のボリューム感が気になっている人に対して、仕上がりのつやとふんわり感をサポートするケアメニューとして提案しやすい。
炭酸スパの施術時間・料金相場の目安
炭酸スパをメニューとして設計する際は、施術時間と料金の基準を押さえておくとよい。
炭酸スパの施術時間の目安
炭酸スパの施術時間はメニューによって異なるが、おおよそ次のように整理できる。
|
メニュー |
施術時間の目安 |
内容 |
|---|---|---|
|
クイック炭酸スパ |
5〜10分 |
シャンプー工程に炭酸を組み合わせる短時間の施術。カットやカラーなどの施術に追加メニューとして組み合わせやすい |
|
炭酸スパ/スタンダード |
15〜20分 |
炭酸を使用した頭皮ケアを中心に、マッサージなどの工程を組み合わせた施術 |
|
炭酸スパ/リラックス |
20〜30分 |
炭酸を使用したスパの中でも、マッサージ工程を長めに取り、リラックス感を重視した施術 |
施術時間は理美容室の回転率や人時生産性に直結するため、予約枠に組み込めるように、炭酸スパに充てる所要時間をあらかじめ決めておくことが重要。
たとえば、「クイックメニューは最大10分まで」「スパメニューは20分枠」というように時間を固定しておくと、予約管理やスタッフの動きが安定しやすくなる。
炭酸スパの料金相場
料金は施術時間と使用する炭酸商材によって変動する。
●クイック炭酸スパ(5〜10分):500〜1,500円前後
●炭酸スパ/スタンダード(15〜20分):1,500〜3,000円前後
●炭酸スパ/リラックス(20〜30分):2,000〜4,500円前後
いずれの場合も、利益を確保するためには、人件費・施術時間・原価率から逆算して価格を決めることが基本となる。
炭酸スパを提案しやすいお客さまの見極め方
炭酸スパをどのお客さまに、どのようなタイミングで提案するかを判断するときには、次の3つの視点で考えることが有効。
それぞれの視点から「炭酸スパとの相性がよいか」「どのような訴求で提案すると伝わりやすいか」を見極めることで、メニュー提案の精度を高めやすくなる。
●施術履歴
●頭皮タイプ
●生活習慣
施術履歴
カラー・ブリーチ・パーマなどの薬剤施術の頻度が高いお客さまは、残留アルカリや乾燥による負担がかかりやすく、頭皮や髪をすこやかに保つためのケアが重要になる。特に、カラーの周期が1〜1.5ヶ月と短い場合や、ブリーチ・ダブルカラーの施術履歴が多い場合は、頭皮や髪への負担が大きくなりやすい。
こうしたお客さまには、「施術と施術の間に頭皮をすっきりさせるケア」として炭酸スパを提案しやすい。
頭皮タイプ
頭皮のタイプによって、炭酸スパの提案内容と施術の組み立て方が変わる。お客さまの頭皮タイプに合わせてアプローチすることが大切。
|
頭皮タイプ |
特徴・悩み |
炭酸スパ活用のポイント |
|---|---|---|
|
脂性タイプ |
皮脂が多くべたつきを感じやすい |
炭酸が皮脂を浮かせて落としやすくするため、提案しやすい |
|
乾燥タイプ |
フケやかゆみが出やすく、刺激に敏感なケースも多い |
濃度を低めに、施術時間を短くするなど調整したうえで、状態に合わせて汚れを落とすケアとして提案 |
|
混合タイプ |
部位ごとに状態が異なり、皮脂が多い部分だけべたつきやすい |
頭頂部など皮脂が多い部分を中心に施術。施術範囲や頻度を調整する |
生活習慣
生活習慣も、炭酸スパを提案する際の判断材料になる。汗・皮脂・スタイリング剤などが蓄積しやすい生活をしているお客さまには、頭皮をすっきりさせる習慣として炭酸スパを提案しやすい。
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生活習慣 |
特徴・悩み |
炭酸スパ活用のポイント |
|---|---|---|
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汗をかきやすい生活・仕事環境 |
汗と皮脂が混ざり、通常のシャンプーでは落としきれない汚れが残りやすい |
定期的な炭酸スパで頭皮をすっきりさせる |
|
スタイリング剤の使用頻度が高い |
スタイリング剤が残りやすく、ベタつきやニオイが出やすい |
自宅ケアで落としきれない汚れを理美容室でケアする |
|
季節の変わり目に頭皮が揺らぎやすい |
夏は皮脂によるべたつき、冬は乾燥による汚れが気になりやすい |
季節の変わり目の頭皮ケアとして提案する |
炭酸スパを美容室・理容室が導入するメリット
理美容室が炭酸スパを導入するメリットは以下の通り。
●利益率が高い
●提案しやすく導入ハードルが低い
利益率が高い
炭酸泉ユニットや炭酸商材は原価率が比較的低いため、1回の施術あたりの粗利を確保しやすい。さらに、施術時間が10〜20分と短いため、時間あたりの利益(時間単価)も高くなりやすく、効率よく売上を積み上げられる。
カラーやパーマなどの薬剤施術と比べても、材料費・施術時間ともに負担が少なく、利益率の高いメニューとして組み込みやすい。限られた営業時間の中で売上を最大化したい理美容室にとって、回転率と収益性を両立できるためおすすめの施術。
提案しやすく導入ハードルが低い
炭酸スパは既存メニューに追加する形で構成しやすく、カットのみのお客さまにもシャンプー時の炭酸クレンジングとして気軽におすすめできる。「いつものメニューに少しプラスする」感覚で受け入れてもらいやすい。
また、施術工程がシンプルでマニュアル化しやすいため、スタッフの習得も早く、メニューとして定着させやすい。
炭酸スパのデメリット・施術の注意点
炭酸スパを提供するときに注意しておきたいポイントは次の2つ。
●敏感肌・乾燥肌への刺激
●カラー・パーマ直後の施術
敏感肌・乾燥肌への刺激
乾燥している、または傷がある頭皮の場合、刺激を感じたり、赤みが強く出たりすることがある。そのような場合は、炭酸濃度を低くしたり施術時間を短めに設定したりするほか、状態によっては施術を控えるなどの判断が必要となる。
施術前のカウンセリングで頭皮の状態や過去の肌トラブルの有無を確認し、リスクを共有しておくことが大切。
カラー・パーマ直後の施術
残留薬剤やアルカリの除去に活用される炭酸スパだが、高濃度の炭酸を施術直後に使うと、カラーの仕上がりに影響するリスクもある。
カラー直後は炭酸濃度を抑える、施術日を分けるなど、理美容室でルールを決めておくことが重要。お客さまにも事前に説明し、納得してもらったうえで施術することが望ましい。
まとめ
炭酸スパは、炭酸の働きによって頭皮の汚れや薬剤残留にアプローチする洗浄特化型の施術で、ヘッドスパの中でも洗浄に強みをもつメニューなんだね。
お客さまによって頭皮タイプ・生活習慣・施術履歴は違うから、人に合わせた使い分けが重要だってことが分かった!さらに、炭酸スパは短時間で施術できるから、単価アップや次回の来店につながる施術としてメニューに組み込みやすいのもポイントだと思ったよ。
TABEちゃんも、サロンワークの中で提案しやすいメニューづくりをお手伝いできるように、これからも勉強を続けていかなくちゃ!
ということで、TABEちゃんの最強サロンソリューションパートナーになるための学びはまだまだ続く~。
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