コンテスト

特集:いろいろな現場のリアルをお届け!

『id 2023』 ファイナルステージ開催!受賞者たちが語る“挑戦は実る!”

LebeL(ルベル)は、技術と感性を磨き、学び、身につけるヘアデザインイベント『id 2023』ファイナルステージをTFTホール(東京ファッションタウンHall)で2月20日に開催しました。当日の会場の様子と見事受賞を果たした方々のコメントをお届けします!

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今年はWアワードで開催 4年ぶりに海外からの挑戦も

「id」は「誰もが誇るべきアイデンティティを持っている。」という想いから、年齢や性別に関係なく平等にアイデンティティを表現できる場として、40年以上の歴史を持つヘアデザインイベントです。

 

今回は、サロンワークにつながるイベントとしてコンテストの方式をアップデート。 高い創造性や技術力を競う「Creative Design Award(クリエイティブ デザイン アワード)」と、一般ユーザー投票で最も支持されたトレンドのスタイルを決める「Salon Style Award(サロン スタイル アワード)」の2つの柱から成るコンテストに!

 

「Creative Design Award」には、日本国内に加えて香港・台湾・マレーシアで行われた予選を勝ち抜いたファイナリストも参加し、4年ぶりのグローバル大会となりました。

 

さらに理美容学生が未来を大きく切り拓く一歩として、自分自身をモデルにしたフォト作品で競うフォトコンテスト「Selfie Award(セルフィーアワード)」の表彰式も行いました。

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30分でヘアデザインを作り上げるダイナミックなファイナルステージ

表彰式もさることながら当日会場の熱気が最も高まったのが、「Creative Design Award」ファイナルの競技タイムです。日本国内総エントリー数193名(レディース104名、メンズ89名)の中から予選を勝ち抜いた、海外ファイナリストを含むレディース、メンズ部門各18名が、「FIND NEW CLAIM」をテーマに30分の競技時間で、それぞれのクリエイティビティを表現しました。

 

その場で次第にモデルが仕上がっていく躍動感。ウェット状態からの大胆なカットに始まり、仕上げの繊細なスタイリングに、観客はくぎづけ。あっという間の30分間でした。

Creative Design Award競技中
Creative Design Award競技中2

内田 昇さん(TOM & SUSIE FACTORY)とともにワイズマンを務めた本田 誠一さん(HONDA PREMIER HAIR)は、「コンテストを通してみなさんの日頃の努力を見ることができました。自分の仕事を信じて創り出させるスタイルは見事!どの作品を見ても完成度が高く、ファイナルにふさわしいものでした」と、厳正に競技が進行されたことを大きく評価しました。

 

競技後には選手と審査員が会話できるコミュニケーションタイムも。業界内外で活躍するトップクリエーターに直接アドバイスをもらえる貴重な機会ということもあり、選手たちは熱心にアドバイスに耳を傾けました。

受賞者のコメントを一挙紹介!

各アワードで見事Gold Prizeに輝いた4名と、International Prizeを受賞した2名のコメントを紹介します。

塚本 麻貴さん(utuwa)

Creative Design Award レディース部門 Gold Prize

 

Creative Design Award レディース部門 Gold Prize 塚本 麻貴さん(utuwa)作品

「『id』はテーマがあってファッションと連動しているコンテスト。髪の毛だけでなく全体像で評価してもらえるからこそ、出場しようと心に決めていました。昨年はフォト部門でノミネートをいただきましたが、モデル部門には初挑戦でした。テーマの『FIND NEW CLAIM』から、『私がいつか感じた記憶の中に目新しさがあるのでは』と考えて、『海に帰りたい人魚』を自らのテーマに設定して創作しました。空想の人魚が人間の世界に憧れて海を飛び出したものの、自然の姿は...?ストーリーを描きながらデザインに落とし込み、深海でしか生きることのできないアンコウをモチーフに、儚さやピュアさを表現しました。サロンを代表して今回は私が出場しましたが、スタイルが形になるまでアシスタントのみんながたくさんアドバイスをくれました。この受賞をきっかけに、何かに挑戦するときに1人で戦うのではなくチームで頑張ろうというムードを作ることもできたと思います。」

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松澤 佑興さん(One’s Power Groupきくとこ)

Creative Design Award メンズ部門 Gold Prize


Creative Design Award メンズ部門 Gold Prize 松澤 佑興さん(One's Power Group きくとこ)作品

「『id』はサロン入社1年目からから10年以上挑戦している思い入れのあるコンテストです。すごい方がたくさんいる中に飛び込み、コンテストに挑戦しないと見られない景色があると信じて続けてきました。そんなコンテストでGold Prizeを受賞することができ、嬉しさとともに、なかなか予選を通過できずに続けるのが苦しい時期にもありましたが、続けてきてよかったと実感しています。たくさんの方々にもサポートして頂き感謝しています。テーマ『FIND NEW CLAIM』から、何を主張しようかと色々と考えましたが、イメージをまとめるためにも折り紙と四角をキーワードに、まずは衣装から創り始めました。灰色や茶色、黒の組み合わせを検討しましたが、ヘアとのバランスを取るためにも途中で真っ黒にすることに。YouTubeを参考に、手作りしました。衣装を真っ黒にするならばヘアデザインは奇抜に振り切ろうとまとまっていきました。モデルさんとはクリエイティブの撮影のためのモデルハントで知り合いました。出会った瞬間、「このモデルさんとならファイナルの舞台に立てる!」と予選の1年前からお願いしていました。僕を信頼してくれて、最終的に坊主にしても良いと言ってくれたのも、ヘアスタイルを考える自由度が高くなりありがたかったです。今後も新しい景色を見るために挑戦したいです。」

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Column 1

Creative Design Award Final Stageのテーマ「FIND NEW CLAIM」とは

2024年春夏シーズンのファッションの潮流として“クワイエット ファグジュアリー”が浮上していますが、グランメゾンを指揮するデザイナーたちは決してクワイエット(物静かに)クリエイティブに対峙しているわけではありません。素材や色に、装飾に、カッティング(シルエット)に、スタイリングに、表現手法は違えども、そこにはデザイナーたちの主張が込められているのです。

 

そこでファイナルのテーマは“クワイエット ラグジュアリー”を噛み砕き、「ベーシックな中から目新しさを発見する」という意味を持つ「FIND NEW CLAIM」に決定しました。たとえ一見したときのインパクトやセンセーショナルな印象がなかったとしても、目新しさへとつながるような主張が垣間見られる今シーズンのファッショントレンドとシンクロしたヘアデザインに注目です。

岩井 涼馬さん(AMA TOKYO)

Salon Style Award Gold Prize

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「『Salon Style Award』はお客様目線で評価を受けることができる、まさに望んでいたコンテストです。だからこそ参加を決めました。日頃からバッサリとカットされるお客様が多く、ショートやボブは似合わないと思いこみがちな方にも、提案ができるように努力しています。今回はシンプルだけどショートを希望する方を想定して、スタイル作りをしました。サイドは顔に沿うように長さを残して小顔効果を演出。さらにトップのボリュームも意識しました。ショートだけど顔周りがしっかりとあって、でも重くない。ナチュラルに骨格をカバーできるので、年齢を重ねた方でも、楽しめるショートスタイルです。うちのサロンは立ち上げから1年ほど。表彰式にはアシスタントやデビューを控えたスタッフも参加してくれました。サロンとしても自分が受賞できたことが刺激になると思いますし、個人としてももっと発信力を高めて活躍したいです。来年も参加したいコンテストに出合えました。」

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Column 2

2万人の一般投票からリアルなフィードバックが得られるサロンスタイルアワード

Salon Style Awardは、2万人の生活者が審査員!サロンワークの参考になる生活者のリアルコメントが参加者全員にフィードバックされます。

ご自身の作品がどんな年代・好みの方から支持を得られているかも一目瞭然!普段はあまり聞けないご自身のスタイルへの評価に触れ、今とこれからを考えるチャンスにもできます。

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受賞記念品としてプレゼントされたオリジナルQUOカード(10万円分)

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梶村壱心さん(ヴェールルージュ美容専門学校)

Selfie Award Gold Prize

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「自分だけの個性を探してとことん向き合いました。もともとあまり奇抜な髪型をするタイプではなかったのですが、内田聡一郎さんの『LECO』でカット・カラーしてもらったときに、ブラッシュアップされて、“髪色”という僕の個性が見つかりました。1点はあえて人に撮ってもらって客観的な全体像、もう1点は髪色が映えるバストアップ、もう1点は風景とスタイルのマッチングとして、3点でのバランスを意識しました。もともと作品撮りが好きで取り組んできましたが、まさか受賞できるとは思っていませんでした。今回は自撮りでしたが、いずれはモデルを使った作品でも賞を取れるぐらい技術を磨きたいです。」

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Jui Wei Keiさん(BROWN SUGAR HAIR SALON/マレーシア)

Creative Design Award レディース部門 International Prize

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「ベイビーガールをテーマにキュートに仕上げた予選に対して、ファイナルではマチュアガールをテーマに大人っぽい女性に仕上げました。PANTONE社の2024年カラー オブ ザ イヤーの「ピーチファズ」からインスパイアされて、淡いオレンジをヘアカラーに取り入れました。またカットデザインは日本の雑誌をたくさん研究して、レイヤースタイルに決めました。ファイナルはかなり緊張したので、無事終えることができて安心しています。受賞できてとっても嬉しいです。」

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Umiさん(O-FU hair salon/台湾)

Creative Design Award メンズ部門 International Prize

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「お店の名前は日本の漫画からインスピレーションを受けて命名しました。そのくらい日本が大好きです。そんな日本のコンテストに参加でき、国は違えど評価してもらえて嬉しいです。デザインは外見のきれいさに捉われず、内面を重視して、心の中の鮮やかさ、豊かさや健康を表現するようなヘアカラーに。色の組み合わせがポイントです。モデルとは離れた地域に住んでいるため、事前の準備はかなり大変でした。手作りの衣装にも注目してみてください。」

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壇上での審査員のコメントも紹介!

「さまざまなコンテストの審査員を務める中でも、『id』のレベルの高さをいつも感じています。特に今年は見応えのある作品が多く、自分には想像できなかった新しいスタイルがあって、僕自身勉強になりました。その中でも賞を狙うとなると、自分の個性や表現を全面的に押し出すことが、より良い作品になり、評価につながると思いました。」(奈良 裕也さん/SHIMA〈Creative Design Award審査員〉)

 

「ありがたいことに長い間『id』に携わらせていただいていますが、初期に比べると時代も、ファッションも変わりました。進化するに従ってこれまでのコンテストのイメージから変化してきていること、おしゃれですてき、そしてカットなどのテクニックを含めてクオリティが上がっていると感じています。そういう意味では美容師が作るものが、一般の方はもちろんおしゃれな人に刺さるものになってきているのでは、と嬉しく思います。」(鳥羽 直泰さん/VeLo vetica〈Creative Design Award審査員〉)

 

「『Salon Style Award』は、今回かなり多くの投稿がありましたが、その中から選ばれた作品は特に注目のスタイルだと思います。このアワードは自分の打ち出しを明確にできる良い機会だと思います。一般の人の投票ということで、自分のスタイルがどの年齢やジャンルに響くのかを知ることができ、今後スタイルを打ち出す時の参考になると思います。もっともっと挑戦して欲しいと思います。」(兼井 遼さん/blink〈Salon Style Award アドバイザー〉)


「『Salon Style Award』は美容師目線ではなくお客様目線でコメントや評価をもらえるすてきな今までにないコンテスト。ここで共感を集めることができるということは、デザインへの評価というだけでなく今後の集客の武器にもなるでしょう。『あなたの感性が、だれかの個性に。』という『id』のキャッチコピーは、まさにその通り。美容師としての発信が人の人生を変えるほどの力を秘めていることを心にもって発信を続けて欲しいです。」(間嶋 崇裕さん/afloat〈Salon Style Award アドバイザー〉)

Information

id2023すべての受賞作品は、ルベルサイトで公開中!

https://www.lebel.co.jp/for_salon/id/2023/

 

速報!

次回、id2024ファイナルステージが2025年2月18日(火)東京国際フォーラムで開催決定!

エントリー受付スタートは、Creative Design Award 2024年6月頃、Salon Style Award・Selfie Award  は2024年9月頃を予定しています。

ぜひチャレンジしてください!

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