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理容業界トレンド分析:メニュー戦略で差をつける!今注目すべき施術とは?
理容業界は日々進化し続けており、お客様のニーズも多様化しています。2025年のサロンワーク状態定期調査(全国92軒のサロン様を対象)から見えてきた最新トレンドを基に、今後のメニュー戦略について詳しく解説します。売上向上を目指すサロン様にとって、メニュー選択は重要な経営戦略の一つです。
※サロンワーク状態定期調査とは、リアルな経営動向やトレンド情報を集約してお届けするため、サロン様のご協力のもと、ルベルが2007年より毎年実施している調査です。
INDEX
調査内容、回答サロン様属性
調査内容
対 象 : 全国の協カサロン様(理容)92軒
実施方法 : 定期郵送・WEBアンケート
実施時期 : 2026年1月~2月
回答対象期間 : 2025年1月~12月
回答サロン様 属性
スタッフ数 : 1~5名 84軒、6~10名 8軒
平 均 : 3.1名
男女比 : 男性:女性 59.1%:40.9%
平均総売上 : 174万円/月
2025年最も力を入れていたメニュー
「カット」と「メンズ」がともに18.7%で最多となり、理容サロンの基幹メニューとして高い注力意向がうかがえる。次いで「ウェーブパーマ」が17.6%と続き、デザイン提案メニューへの関心も高い。「ヘッドスパ・育毛関連」と「ヘアカラー」はともに12.1%で、中位層として安定した需要が見られる。一方、「髪質改善」(6.6%)や「ストレートパーマ」(5.5%)は限定的で、「店販提案」(3.3%)や「トリートメント」(1.1%)は低水準にとどまった。全体として、ベーシックメニューを軸に、パーマやケア系を組み合わせて強化する傾向となった。
2025年に最も注力されたメニュートップ3
|
メニュー |
成功のポイント |
|
1位:カット(18.7%) 理容業の基本かつメインメニューであることに加え、フェードスタイルの流行とリピート客の獲得を理由に注力。基本技術の磨き上げと顧客満足度の向上に取り組んでいる。 |
・トレンドを活かしたスタイル提案でリピート促進 ・丁寧な施術と1人1人に寄り添うカウンセリング・接客 ・日々の練習や勉強会による技術向上 ・Googleマップ対策や口コミ強化による集客 |
|
1位:メンズ(18.7%) メンズ専門・バーバーサロンとしての強みを活かし、男性客の多さや回転率の良さ、メニュー展開の豊富さを理由に注力。育毛ケアやアンチエイジングなどの付加価値提案にも取り組んでいる。 |
・トレーニングや勉強会によるトレンド把握 ・SNS・ホットペッパーへのスタイル写真投稿による集客 ・メンズメイクやフェイシャルなど新メニューの開発 ・ヘアカタログ制作による提案力強化とLINE活用 |
|
3位:ウェーブパーマ(17.6%) フェザーパーマやツイストスパイラルなどのトレンドに加え、SNSでの拡散やメンズパーマへの許容度の高まりを背景に、単価向上や顧客ニーズへの対応を強化した声が多い。 |
・SNSを活用したスタイル発信とデザイン力のアピール ・お試しキャンペーンや初回限定クーポンによる体験促進 ・技術トレーニングと薬剤知識の習得 ・年代別の悩みに応じた提案と薬剤選定 |
今後最も注力したいメニュー(3か年推移)
「メンズ」が11.6%から16.1%へと大幅に増加し、今後注力したいメニューの上位項目に浮上した。「ウェーブパーマ」も15.8%から18.3%へ伸長し、高い注力意向を維持している。一方、前年まで高水準だった「ヘッドスパ・育毛関連」は18.9%から14.0%へ減少、「カット」は13.7%から14.0%で横ばい、「ヘアカラー」は12.6%から12.9%と微増にとどまった。全体として、メンズ需要とパーマ系メニューへの注力が強まっている。
今後最も注力したいメニュートップ3
|
1位:ウェーブパーマ(18.3%) → 2.5ポイント上昇 |
韓国風パーマなど新技術への関心が継続しており、技術習得・強化への意欲が高まっています。 |
|
2位:メンズ(16.1%) → 4.5ポイント上昇 |
2024年の3位から1位に躍進。メンズ市場の拡大とスタイリング需要の多様化を背景に、単価アップへの期待が高まっています。 |
|
3位:ヘッドスパ・育毛関連(14.0%) → 4.9ポイント下降 |
順位は後退したものの、顧客の健康意識・頭皮ケア需要は根強く、重点メニューとして位置づけられています。 |
|
3位:カット(14.0%) → 0.3ポイント上昇 |
すべての顧客に対する基本技術として3年連続の上昇トレンドを維持。技術の根幹として安定的に重視されています。 |
業績好調サロンに学ぶメニュー戦略
前年比売上5%以上の業績好調サロンの分析から、成功パターンが見えてきました。
業績好調サロンの注力ポイントとして、カットが前年比5%以上サロンで26.3%と、前年比5%未満サロン(16.4%)を約10pt上回り、差が大きいメニューとなっています。次いでヘッドスパ・育毛(+5.3pt)や髪質改善(+4.6pt)、店販提案(+3.8pt)への注力が売上成長に結びついており、基幹メニューの磨き上げにケア・付加価値メニューを組み合わせる戦略が成功要因と考えられます。さらに注目すべきは今後の戦略において店販提案(+11.4pt差で最大)への注力意向が特に高く、トリートメント(+5.3pt)や髪質改善(+4.6pt)も上回るなど、成長店ほどカットに加えて店販・ケア領域の強化を重視している点が成功要因と考えられます。また、店販売上比率の差は小さいものの、好調サロンは店販購入客数の「増加」が21.1%と前年比5%未満サロン(16.4%)を上回り、購入客数の拡大が売上成長につながっていることがうかがえます。集客面ではGoogleビジネスプロフィール(63.2%)や自店ホームページ(52.6%)、公式LINE(31.6%)など、デジタルを軸とした複数チャネルを積極活用している点が特徴的です。
2025年業績好調サロンの注力したメニュー(前年差が大きい順)
|
メニュー |
業績好調サロン |
一般サロン |
差分 |
|
1位:ヘッドスパ・育毛 |
15.8% |
4.4% |
11.4Pt |
|
2位:カット |
26.3% |
16.4% |
9.9Pt |
|
3位 髪質改善 |
10.5% |
6.0% |
4.6Pt |
業績好調サロンの今後の注力メニュー(前年差が大きい順)
|
メニュー |
業績好調サロン |
一般サロン |
差分 |
|
1位:店販提案 |
15.8% |
4.4% |
11.4Pt |
|
2位 トリートメント |
5.3% |
0% |
5.3Pt |
|
3位 髪質改善 |
10.5% |
5.9% |
4.6Pt |
業績好調サロンの店販購入客数の前年比
|
前年比較 |
業績好調サロン |
一般サロン |
差分 |
|
増加したサロン |
21.1% |
16.4% |
4.7Pt |
|
減少したサロン |
0% |
19.4% |
-19.4Pt |
業績好調サロンのデジタル集客戦略・活用ツール
|
ツール |
業績好調サロン |
一般サロン |
差分 |
|
Googleビジネスプロフィール |
63.2% |
31.3% |
31.9Pt |
|
自店ホームページ |
52.6% |
44.8% |
7.8Pt |
|
|
42.1% |
49.3% |
-7.2Pt |
|
公式LINE |
31.6% |
22.4% |
9.2Pt |
スタイルトレンド動向(5か年推移)
✂️ショートが急伸し理容の定番スタイル化
・ショートが53.6%→61.1%へ急伸し、理容の定番スタイルとして定着
・ボブは24.6%→11.1%へ大幅縮小、「短め志向」が鮮明に
・ミディアムは20.3%→26.7%と伸長するも、ショートの圧倒的優位は変わらず
⚖️質感は「重軽(オモカル)」が過半数で安定的に最多
・重軽(オモカル)が47〜55%で安定的に最多を維持
・「軽め」が24.2%で2位を維持、美容に比べ軽さ志向がやや強い傾向
・「重め」は17.1%→16.5%と横ばい推移
🌀パーマは「強め」が主流で美容とは対照的
・強めが約43.3%で首位を維持、美容の「ゆるめ」主流とは対照的
・ゆるめも40.0%と拮抗しており、二極化の様相
・くせ毛風が2022年の22.5%→7.8%へ4年連続大幅低下
🎨 カラーは「暗めシフト」が顕著
・暗めになってきた:12.1%→26.4%(+14.3pt)と大幅拡大
・明るめは減少傾向:39.4%→31.9%(-7.5pt)
・平均明度レベルはLv8.5→9.1と上昇傾向ながら、暗め志向層が拡大
🌈 色系はナチュラルブラウンが急伸、アッシュが大幅低下
・ナチュラルブラウンが42.4%→50.0%へ急伸し首位に
・アッシュが80.3%→46.7%と大幅低下、寒色系離れが顕著
・カッパーが3.0%→12.0%へ大幅伸長、暖色系へのシフトが鮮明
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