サロンワークと暮らしから。理美容師が未来の地球のためにできること

日々のサロンワークから、「地球にやさしいこと」にトライ

・カルテの電子化

お客さまに記入いただくカルテは、タブレットなどを使って電子化。紙資源が削減できるし、情報の検索性もアップして、時間の節約にもつなげられるみたい。

・水の使用量を削減

シャワーヘッドを節水タイプにしたり、カラー剤やパーマ剤は使用する分だけ作り、カップなどに残った薬剤は拭き取ってから水洗いをすれば、水の使用量を抑えることができるんだって。薬剤の適正量の目安は、ここからチェックできるよ。

・環境に配慮した製品を選ぼう！

自然由来の成分を使っているものや、環境配慮型パッケージの製品、サステナブルな活動をしている企業の製品を選ぶのも、手段のひとつ。リフィルを使えば、ゴミの削減にもつながるよね。

・電力使用量も、日々意識

ドライヤーやヘアアイロンなどはワット数が大きく、電力を消費しがちなんだって。ブロー前のタオルドライはしっかりするといいみたい。小さな心がけを、毎日積み重ねることが大切だね。

・ショッパーを渡す前に、まず確認

シャンプーやスタイリング剤などの店販品を購入されたお客さまには、マイバッグを持参されているか、まず確認しよう。サロンで環境にやさしい素材のショッパーを採用するのもいいかも。

他にも、お客さまへの連絡を紙からデジタルに切り替える、セミナーをオンラインで受けて移動にかかるエネルギーを抑えつつ自分の時間を大切にすることなども、人と環境にやさしいサロンワークのアイディア。

毎日、少しずつでも環境視点で業務を見つめ直すことで、工夫すべきポイントに気づくことができるね。

大切なのは「毎日ちょこっと」の積み重ね

何気ない暮らしにも「ちょこっと」工夫できるポイントがたくさん。生活のなかで気軽に実践できる活動を紹介するね。

・「古着」もサステナブル

洋服の廃棄は、年間数千万トンともいわれているんだって。古いからこそ、味があるアイテムを取り入れて、自分なりのおしゃれを楽しむことは、実は環境にもやさしい考え方。「この服、自分は着なくなってしまったけど、まだきれいだな」というときも、捨てずに寄付をしたり、リメイクして活用する方法を考えよう。

・買い物は、地元で、自転車で

「地産地消」を心がけると、「食品を運ぶエネルギー」「人が買い物をするために車や電車で移動して消費するエネルギー」両方を削減することができるよね。自転車で家の近くを散策しながら買い物をする、そんなライフスタイルもいいかも。

・かしこく食べ切り、再利用する工夫を

フードロスを減らすために、まず意識したいのは食べ切れる分だけを買う、ということ。それでも余ってしまった食材は、必要な人に寄付することもできるそう。食材の芯や皮は煮込んでベジブロスに、生ゴミは堆肥にするなど、少しの無駄もなく食品を使い切る方法はたくさんあるんだって。

・まずは、シェアからはじめてみよう

日々の工夫や、環境に配慮した行動を発信することも、他の人の気づきのきっかけになるかも。環境・社会問題に取り組む人たちの声をシェアしたり、多くの人に情報を届けるサポートをしてみるのもいいよね。

まとめ

環境は、人の美しさを構成するひとつの要素みたい。美しさを育んでくれる地球環境を守っていきたい、その想いさえあれば、今日からでもはじめられることがたくさんあることが分かった！

ほんの少しいつもの行動を変えてみるだけでも、心地よい生活とみんなの未来につながっていきそうだよね。TABEちゃんももっと理美容師さんたちの力になれるように、地球に配慮した知識を身につけていかなくっちゃ！

ということで、TABEちゃんの最強サロンソリューションパートナーになるための学びはまだまだ続く～。